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Beauty > Beauty特集 vol.3 - エッセイスト伊藤緋紗子さんの更年期の乗り越え方
著書「エイジレスウーマン」でも書かれている更年期についてお伺いしたいのですが。
更年期は誰にでもやってくるものです。それは、今まで自分の肉体にはなかった変化ですが、自分の体に敏感できちんと体と対話ができる人なら、そのときに自分に何が必要なのかわかると思います。しかし、それがわからないと、さらに気が滅入り、悪循環に陥ってしまいます。つらくて自殺してしまう人もいるほどなのです。

そんな時期、私が助けられたのは自然のエッセンシャルオイルでした。ローズエッセンシャルオイルには、ホルモン調整機能や殺菌作用がありますし、あの華やかな香りは気持ちを高めてくれますので、どれだけ助けられたかわかりません。更年期になると、どんどん代謝が悪化するせいで、ホットフラッシュ(ほてり)が起きたり、顔がむくむなどの症状に悩まされます。対策としては水分を摂ったら汗として出し、食べたらスムーズに排泄をするということを心がけなくてはならず、その際、顔だけ、足だけなど体の一部分だけを切り離して考えても症状は改善しないのです。そこから体全体をトータルに考えるようになり、化粧品だけでなくシャンプーから食べ物まで、全てを自然な素材の物に変えることにしたのです。ヘアカラーも植物原料のヘナを使いはじめ、ハーブティーもよく飲むようになりました。また、体全体を感じるために、ヨガで学んだ呼吸法がとてもためになりました。
「ネ・ラ・ローズ」はそんな中で生まれた化粧品なんですよね?
その経験から、ずっとエッセンシャルオイルには興味がありました。去年やっと、自分がこの目で見てきた防腐剤不使用100%ローズエッセンシャルオイルを輸入して化粧品を作ることができました。エッセンスの中身がローズエッセンシャルオイルだけですと刺激が強すぎるので、他の植物油も入れるなどして、日本の漢方を作っている会社で作ってもらいました。また、ヨーロッパでは当たり前に売られている生理臭を消すためのスプレーが日本にはなかったので、化粧水とエッセンスだけでなく、ボディスプレーも一緒に作りました。とても好評をいただいて、スプレーするとよく眠れるというお手紙をもらったり、生理不順に悩んでいた女性が、ぴったり28日周期に整ったというお話も耳に入っています。
伊藤さんは、お肌のお手入れはどうされているんですか?
石けんで顔を洗ったあと、「ネ・ラ・ローズ」ローションを首までつけて、同じくエッセンスを何滴か塗ります。そして、ここがポイントですが、またさらにローションをつけます。家にいるときはそれでおしまいです。外出するときは、その上からファンデーションを直接塗ります。若い人達でもファンデーションを塗り過ぎてしまい、粉が浮いてしまっている人を見かけますが、なるべく皮膚に負担をかけてほしくないので、厚化粧はあまりオススメできません。
本当は、美容にかける時間を5分や10分だけにして、あとは本を読む、いい音楽を聴く、お友達とおしゃべりを楽しむという時間に当ててほしいと思います。大切なのは、よい物を使ったケアを毎日続けること。奇跡の化粧品などありませんし、奇跡の食べ物などないのです。ですから、植物が少しずつ伸びて、少しずつ根が深くなるように、若い人も毎日少しずつ正しいことをして根を伸ばしていってほしいなと思います。