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Special
2004.06.18 UPDATE
しぶとい肌荒れには体内浄化が一番 マクロビオティックで
美肌に!
 頑固な吹き出物、カサカサの肌、血色の悪い顔・・・・・・。
こんなトラブルを抱えると、「これは良さそう」とコスメを買い込んでは、塗ったくっていませんか? しかし、肌荒れは皮膚の問題だけではないはず。睡眠不足や乱れた食生活、イライラやストレスなど、様々なダメージを受け続けている体からの、「SOS」のサインかもしれません。最近、体の内側から美しく健康になって、心身ともに快調になると見直されている食養法があります。それが、「マクロビオティック」。グィネス・パルトロウなどハリウッド・セレブを夢中にする秘密を御紹介します。
「“マクロビオティック”って何?」という素朴な疑問を聞きました!
「マクロビオティック」とは、古来から東洋にあった陰陽論をもとに、桜沢如一(1893〜1966年)が考案したもの。日本よりも海外での普及度が高く、多くの人が実践しています。穀物(玄米)菜食が中心で、肉、魚、卵、乳製品といった動物性食品を摂らないのが基本です。調味料は塩以外に、味噌、醤油など、天然も醗酵食品を使い、砂糖、化学添加物、保存料を使用した食品は避けます。
続けていくうちに、便秘解消、肌荒れ解消、体が疲れにくくなったりと、嬉しいことがいっぱい!「マクロビオティックは地味な食事」からの脱却し、「見た目も楽しく、おいしいマクロビオティックの食事」を広めた「KUSHI GARDEN RESTAURANT」でシェフを勤める平田優さんにお話を伺いました。

「マクロビオティックを実践することは、自分の健康を取り戻すことであり、地球の健康を取り戻すことにも繋がります。例えば、マクロビオティックでは、無農薬栽培の野菜を料理にたくさん使います。農薬や化学肥料を使わずに作ったものが健康にいいのは当然ですが、こうした土や自然を生かした農業が、地球環境の浄化につながるんですね。また、葉や皮も全部食べきるので、余計なゴミも出さない。こうして、地球の環境が良くなることで、人や植物など全ての生命が健康になれるんです。何もストイックに実践する必要はありません。基本をベースに、自分のできる範囲で、体質に合ったマクロビオティックを続けてみましょう」。
平田優さん
「KUSH GARDEN RESTAURANT」総料理長。「KUSHI GARDEN」は、世界中にマクロビオティックを広めた久司道夫氏の認定しレストラン。玄米と有機野菜を中心とした、おいしく体にいい食事が楽しめる。
http://www.kushi-garden.com/
KUSHI GARDEN
清潔で落ち着いた雰囲気の店内。
オフィス街にあり、ランチも盛況。

体質別 食事ガイド
マクロビオティックでは、人の体質を陰性と陽性に分けます。現在、どちらに傾いているかにより、適する食材や料理法が異なります。日々変わる体調に合わせ、何を食べたらよいかの目安にしましょう。
陰性タイプ
陰性の水太りタイプ
甘いお菓子や飲み物、果物などの食べ過ぎで、体が緩んで膨れているタイプです。こうした食べ物は避け、玄米など陽性の食べ物を摂るようにしましょう。おかずは少なめを心がけ、炒め煮など、加熱時間の長いものを。
陰性の虚弱タイプ
基本的に体力がなく、痩せていて、消化吸収力の弱いタイプ。玄米を、お粥やクリームのようにして食べてみましょう。おかずは、加熱時間の長い、柔らかく温かいのもを摂るようにします。飲み物は、控えめに。
陽性タイプ
陽性の固太りタイプ
大食・大飲で、肉や魚だけでなく、甘いものやお酒などもたくさん摂って、体がパチンパチンになっているタイプです。おかずは、あっさり、さっぱりしたものが向いています。ごはんの量は、比較的少なめに。
陽性のカチカチ・タイプ
塩辛いものを摂り続けたり、長年スポーツをしたりと、体が固くしまりすぎているタイプです。おかずは、水分を含んだ柔らかいものを食べるようにしましょう。例えば、ふろふき大根や薄味のうま煮など。

食品の選び方
マクロビオティックでは、「純正自然食品」を選ぶようにします。自然で伝統的な方法で作られたものなら、添加物など余計なものは使わずに、素材本来のナチュラルなおいしさが味わえます。
塩 ミネラルバランスのよい自然塩を!
海水から直接作られた、天然海塩を選びましょう。海水の主成分である塩化ナトリウムだけでなく、健康維持に欠かせない微量ミネラル(マグネシウムやカルシウムなど)もたっぷり。料理がまろやかに仕上がります。
醤油味噌 じっくり時間をかけた天然醸造を!
味噌と醤油は、日本の調味料の基本ですが、一般には添加物だらけというのが現状・・・・・・。昔ながらの醸造方法で作られたものには、他に調味料を加えなくても、十分なコクとうまみがあります。
油 圧搾しぼりの伝統品を
日本の伝統品は、圧搾法で搾られた胡麻油か菜種油です。とくに胡麻油は、味においても香ばしさにおいてもダントツ。伝統的な製法では、炒ってから蒸し、圧搾機で搾ります。その後、濾過して容器に入れます。
穀物玄米 信頼できる生産者から求めましょう
日本の伝統品は、圧搾法で搾られた胡麻油か菜種油です。とくに胡麻油は、味においても香ばしさにおいてもダントツ。伝統的な製法では、炒ってから蒸し、圧搾機で搾ります。その後、濾過して容器に入れます。
野菜 表示に惑わされないで!
野菜も無農薬有機栽培のものを。日本では、少しだけ有機肥料を使っただけで「有機栽培」と表示する場合も多いようです。生産者がはっきりしているもの、信頼できるグループが扱っているものを選びましょう。
お茶 毎日飲むものだからこそ良品を
お茶の葉は野菜と違って洗えないので、無農薬を心がけたいもの。日常飲料として最適なのは、無農薬栽培の茶葉で作られた番茶やほうじ茶。緑茶は体を冷やしてしまいますが、このふたつは体に穏やかに作用します。

調理・献立のコツ
皮をむかず、芯や根も工夫して食べる
野菜には、皮や、皮に近い部分だけに多く含まれる栄養があります。また、丸ごと食べることによって、バランスよくただくという意味もあり、味に深みも出てきます。
皮をむかず、芯や根も工夫して食べる
自然な味を楽しむためにも、栄養的な観点からも、なるべく茹でこぼしたり、アクを抜いたりしないようにします。水戻しが必要な乾物も、短時間で水から引き上げましょう。
穀物はまっ白いものより黒っぽいものを
穀類の皮には、重要な栄養が含まれています。なるべく未精白のものを使いましょう。小麦粉を使う場合は、全粒粉がおすすめ。栄養的にも味や香りの面でも、優れています。
体質や体調・季節によって調理法を調節しましょう
熱を加えることで、食材は陽性になります。加熱時間が長いほど、陽性になります。野菜は、細かく切るほど、塩気がしみて陽性になります。この逆をすれば、陰性に近づきます。
心をこめて作る
心をこめて作った料理は、そうでないものより断然おいしいはず。体調の優れない人に料理を作るときは、「これで体調が良くなるはず」と気持ちを込めて、作りましょう。
食事の半分は穀物を
献立の半分強が穀類、4分の1が野菜類、8分の1が肉・魚類というバランスが良いとされています。穀類といえば、日本人ならまず第一にお米。それも、玄米がベストです。
国産のもの・旬のものを食べる
暮らしている環境の中で、できあがるものを食べるのが一番です。空間的な面から考えれば国産品が、時間的な面から考えれば旬のものが。一番よいと言われています。
甘味料に工夫を
甘味料は、水飴、黒砂糖、粗製糖、メイプルシロップを使ってみましょう。いずれも、糖分だけでなくミネラルも含まれているので、体に優しい甘味といえます。

イ・ロ・ハをつかんだら、クッキングにTRY!

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