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24時間有人管理から生体認証システムまで 女性のための最新防犯マンション特集
Illustration 朝倉千夏 
侵入窃盗の4割が集合住宅 悪質な場合は強盗に発展も
空き巣に代表される侵入窃盗は、暮らしを脅かす犯罪として今もあとを絶たない。警視庁の発表によると、中高層と低層を合わせた集合住宅の被害は全体の約40%を占める。中には住人と鉢合わせして居直り強盗に発展するケースも。危険がいつ自分の身に降りかかってもおかしくないこのご時勢、住まいの防犯対策は不可欠だ。

都内における侵入窃盗の場所別発生状況
最新マンションの注目セキュリティ大解剖!! 侵入を防ぐための設備から緊急時に心強い通報機能まで、新築マンションの最新セキュリティ
死角をつくらないなど「狙われにくい」環境づくりと、防犯性能の高い設備・建物部品を採用した「侵入されにくい」構造は、被害を防ぐための基本。万一のときに被害を知らせる通報機能があれば、さらに心強い。今やスタンダードな設備から最新システムまで、新築マンションで導入が進むセキュリティのトレンドを紹介しよう。
共用部分
イラスト
住んでわかった危ないポイント/防犯カメラ不足をはじめ共用部分には不安がいっぱい
住まい選びでセキュリティを重視したつもりでも、いざ入居してみて気付く欠点は意外に多い。女性が「マンション内で不安を感じる場所」ワースト3は次の通り。後悔しないよう購入前にチェックしておきたい。

●駐輪場・駐車場…
車の陰など死角が多い、防犯カメラが付いていないなど
●メインエントランス…
ドアが開いている間に誰でも出入りできてしまうなど
●エレベーター内と周辺…
密室になるので怖い、防犯カメラが付いていないなど
※マンション購入歴5年未満で20〜40代の女性を対象に、コスモスイニシアが実施した『マンションセキュリティ(防犯)意識調査』より
生体認証システム
瞳の中の虹彩、血流(静脈)、顔、指紋など、個々で異なる体の特徴に着目したもので、“なりすまし”が難しく、鍵が不要という利便性も。主にエントランスの解錠に 用いられる。写真は血流認証システム。
生体認証システム
ICカードセキュリティ
ICカードによる認証・解錠システム。読み取り部にかざすだけと手軽な上、偽造しにくい。FeliCaカードや同機能搭載のおサイフケータイに登録し、電子マネーなどとの併用も可能だ。
ICカードセキュリティ
防犯カメラ付きエレベーター
密室となるエレベーター内を常時監視し、犯罪を抑止。内部の様子は管理人室やエントランス階などにモニター表示される。各階から中が見える防犯窓があればさらに安心だ。
防犯カメラ付きエレベーター
24時間有人管理システム
管理員や警備員が館内に常駐し、場合によっては敷地内の見回りなども実施。非常時のみ専門スタッフが駆けつける遠隔監視に対し、常に人の目が行き届くため防犯効果が高い。
多重オートロックシステム
エントランスに加え、エレベーターホールの扉やエレベーターの作動にもキー操作が必要な「ダブルオートロック」「トリプルオートロック」も増加傾向。不審者の通り抜けを防ぐ。
多重オートロックシステム
住戸部分
イラスト

防犯優等生のお墨付き/専門機関が推進する防犯優良マンション
マンションのセキュリティレベルは、素人ではなかなかわかりにくいもの。そこで注目したいのが、全国防犯協会連合会などが推進する「防犯優良マンション認定制度」だ。防犯設備はもちろん、外部から侵入しにくい構造や共用部の夜間の照度確保など、約60項目にわたる防犯性能を審査する。認定されれば専門家のお墨付きを得たようなもの。

ピッキング防止錠
ピッキングによる不正解錠に5分以上耐え得るものを指し、一般に全国防犯協会連合会の「CP-C認定錠」がこれにあたる。プログレッシブシリンダー錠(右イラスト)やディンプルキーが最近の主流。
ピッキング防止錠

録画機能付きインターホン
来訪者の顔を確かめながら応対できるテレビモニター付きのインターホンに、映像を保存できる録画機能をプラス。留守中にどんな人物が訪ねてきたのか、帰宅後に確認できる。
録画機能付きインターホン
防犯ガラス
狙われると簡単に破られてしまう窓ガラスを強化。強靭な中間膜を2枚のガラスで挟んでいるため、強い衝撃を受けても砕けにくい。防音・断熱に優れるといったメリットをあわせ持つ。
防犯ガラス
防犯センサー
万一、侵入された場合、警備会社への通報や警報により異常を知らせるホームセキュリティ。マグネット式や人感式など各種あり、玄関ドアや窓など侵入口に取り付けられる。
防犯センサー
モバイルセキュリティシステム
携帯電話を利用し、外出先でも住まいの様子を把握できるシステム。侵入や火災といった異常があれば警報メールが届くほか、来訪者の確認や遠隔操作で玄関施錠ができるものもある。


ココが肝心!高度な設備だけでなく日常的な防犯意識を 昔から多いガラス破りのほか、空き巣などの侵入手段はますます多様化しつつある。けれども今なお被害のトップは「無締まり」。高層階でも足場さえあればベランダから侵入できるし、ゴミ捨てに出たわずかな時間を狙われるかもしれない。高機能な設備もさることながら、施錠をはじめとする普段からの心掛けこそ我が身を守る最も効果的な手段だ。

都内における中高層住宅対象空き巣の侵入手段

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