Home > Career&Life > 800万円の差を生む金利1%の違い
解説
ファイナンシャルプランナー
山下幸子さん
http://www.yy-hoken.com/
念願のマイホーム購入にローン金利上昇の足音が忍び寄る
住まいの購入を検討するにあたって価格などは吟味する一方、住宅ローンの金利水準について無頓着になっていないだろうか。「突然1%や2%上がることはありませんが、今後じわりじわりと上昇が続くと予想されます」と、ファイナンシャルプランナーの山下さんは注意喚起する。大手都銀の一例を見ても、過去2年の金利に比べると直近の金利は0.5%も高い。さすがにバブル期の水準まではいかなくても、過去の平均値からすると金利上昇はほぼ確実といえそうだ。
大手都市銀行の金利推移の一例
金利1%の違いで数百万円損する可能性も!金利上昇を考えたら今が買い?!
同条件でローンを組むと、金利1%の差で総返済額が大幅にアップ
「具体的な予測は難しいですが、数年後の金利が現在より1%程度上がっている可能性は、十分にあり得ることです」と山下さん。もしも3%だったものが4%になったとすれば、借り入れ条件によっては毎月の返済が2万円近くアップ、総返済額では700万円以上もふくらむことになる。ましてそれ以上の上昇となると、家計へのダメージは計り知れない。 借入金額3,000万円、35年返済、ボーナス払いなし、元利均等返済
金利3%→4%の変動で、毎月返済額は約1万7,000円・総返済額は約730万アップする!!
金利1%の違いで200万円の貯金が水の泡?!
頭金を少しでも多く用意することは住宅ローンの負担を減らす基本で、目安は購入価格の2割。とはいえ、現在の状況では必ずしも当てはまらない。「頭金は多いに越したことはありませんが、家賃を払いながら3〜4年かけて蓄えても、その間に金利が上がると逆に負担増」と山下さん。仮に3年で200万円を貯めても、金利が1%上がれば苦労がムダになってしまう。
今買うと3年後に買うの比較表
無理のない金利タイプを選び、できれば早めの決断を
山下幸子さん 返済額のわずかな上昇も耐えられない方は長期固定が安心。ある程度収入に余裕があれば変動や短期固定の組み合わせも手でしょう。オススメはフラット20などで、探せば2%台のものも。ただし、リスクを知らず金利の低さだけで選ぶのは問題。見切り発車は破綻を招きます。住まい購入の諸条件が最低限揃えば、手頃な価格になってきた今が買いどきと言えそう。早い決断ほど老後が楽になり、低金利の恩恵を受けられます。

 


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