まず、企画会議があります。私は、全部で約180ページの雑誌の中から、4〜5企画、20〜30Pほどを受け持ちます。そしてページの構成を話し合い、誰に取材をするか、どんな写真を撮るか、イラストはどうするか、など、絵の要素と文字要素を考えます。ここで、台割が完成。台割というのは、全ページに何の記事を載せるかを表にしたもの。音楽でいうところの楽譜みたいなものです。

次に、資料を集めて取材を進めます。対象者にアポイントを入れ、文章を書くライター、写真を撮るカメラマンに仕事を発注。みんなのスケジュールを調整して、取材へ行きます。
その後、ラフを組みます。ざっくりと手描きしたレイアウトの下書きのようなものです。それを基に、デザイナーへレイアウトを発注。ダミーの写真とダミーの原稿が入ったレイアウトがデザイナーから納品されます。
それが終わると、ライターから納品された本物の原稿をレイアウトに当て込みます。それを写植会社へ。さらに、本物の写真を当て込み、印刷会社へ。このあたりで、レイアウトや文字の大きさなど、数回のやり直し作業があります。いよいよ、印刷会社から色校が刷り上ります。雑誌になる一歩手前のカラーコピーの状態です。最後の手直しをした後、印刷会社へ。再度、確認のために、雑誌と同じ誌面になった刷り出しが出ます。ここまで来ると、雑誌の発売を待つだけになります。
1冊を約1ヶ月で作りますが、こまめなチェックを何度もするためスケジュールはきついです。仕事の相手が、取材対象者、取材対象店、カメラマン、ライター、デザイナー、写植屋、印刷屋などたくさんなので、全員のスケジュールを合わせることも苦労のひとつ。