
ストレスに強い心と体をつくるために、姫野先生が提案するのは、3つのメイク。物事の捉え方を変える「メンタルメイク」、疲れにくい体にする「ボディメイク」、そして、ストレスで消耗してもすぐにエネルギーをつくりだせる「エネルギーメイク」。まずは、毎日の習慣を意識して変える「メンタルメイク」をマスターしましょう。

「イヤだな」と感じた情報について、すべて意識的に肯定的な考え方に変えるクセをつける。

口グセになっている魔の言葉を、前向きな言葉に変えてみて。「すみません」「どうせ私は…」など否定的な言葉を使っていると、前向きなエネルギーも減ってしまいます。自分の性格についても、肯定的にとらえましょう。

ガンコな上司やイヤミな先輩など、話す度に不快な状況になる人とは、必ず不快になる特定のパターンがあるもの。この場合、不快になるパターンに気づいて、いつもと違ったパターンで乗り切りましょう。

うまくいかないことばかりが続くと、どんどん落ち込んで否定的になってしまいがち。そんな時は、「映画を観に行く」「普段会わない人と食事をする」「夜の残業を朝早くの出社に変える」など、思い切っていつもと違うことをやってみて。
ちょっとした習慣を変えるだけで、前向きで落ち着いた気持ちになります。

いつもフル回転でがんばっていると、もうちょっとがんばろうというときは、すでにクタクタで貯金ゼロ。物事を長く続けるために、エネルギーはちょっとずつ貯めておくのが、結局はおトクです。

目標を大きくすると、成果がなかなか見えてこないもの。最終目標までの間に、小さな目標をいくつかつくってみて。少しずつでもクリアしていけば達成感があるし、次第に最終ゴールも見えてきます。
「前向きに考えよう」と言われても、そう簡単にできないと思う人もいるでしょう。でも、気分(心の状態)は、習慣(毎日の言葉や行動)から変えることができるということが、最近の研究でわかってきました。
息切れ気味の人は、ぜひ、意識して毎日の言葉や行動を変えてみてください。習慣を積み重ねていけばきっと何かが変わってきますよ。