
女性ホルモンの分泌をコントロールしている脳の視床下部は、とてもストレスの影響を受けやすい場所。そのため、強いストレスを受けると、すぐにコントロールタワーが混乱して、女性ホルモンの分泌が乱れてしまうのです。
さらに、ホルモン中枢のすぐ隣には自律神経や免疫機能のほか、体温や食欲を調節する中枢もあり、こちらも影響を受けて乱れてしまいます。ストレスや不規則な生活などで自律神経が乱れた場合も、女性ホルモンが影響を受けてバランスを崩してしまうのです。
ストレスが続くと、月経が不順になったり止まってしまうのは、このためです。

ストレスというと、いつも悪者扱いですが、必ずしもそうではないのです。たとえば、大きな会議で自分の企画をプレゼンテーションするよう言われたとします。プレッシャーではあるけれど、「認めてもらえたんだ、がんばろう」と思えれば、自分にとってはプラスに働くハズ。多少のストレスは、前向きに捉えたいものですね。
一方、「私は全然ストレスがない」と考えている人も危険。がんばり屋さんで、かなりのストレスがあるのに、自分で気づいていないだけかもしれません。まずは、自分がストレスを感じていることに気づき、リラックスすることが大切です。

私たちの腸には、百種類以上の細菌がいますが、大きく分けると「善玉菌」、「悪玉菌」、状況によって善玉にも悪玉にもなる「日和見菌」の3種類。
腸をキレイにしてくれる善玉菌には、元気になり、美容にも効くビタミンを作り出すほか、免疫力を高めてくれる力も。だから、善玉菌が多いと、風邪などをひきにくく、ひいても早く回復するし、がんに対する抵抗力も強まるというワケ。さらに便秘することもなくなります。
善玉菌を増やすには、ヨーグルトなどの乳酸菌を多く摂り、規則正しい生活を送るのがベスト。美容と健康のために、キレイな腸を目指しましょ。

腸内の壁に長年たまっている便が宿便だといわれていますが、医学的にはそういう便はないというのがホント。
腸の内側は、ぜん動運動が起こると、同じ場所が山になったり谷になったりするので、一カ所に便がたまることはありません。また、腸管粘膜の細胞も常に新陳代謝をしてはがれていくので、腸内に便がこびりつく可能性もなし。
あえていうなら、大腸内に長い間残っていたり、直腸の出口付近でふたをしている便のことを指すのかもしれません。