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Health > Health特集 vol2


ぐっすり眠るのが身体にいいことはわかるけど、じゃあ「質のいい眠り」ってどんな眠りなの? 今回は、どんな眠りがベストなのか、「日本一の眠り馬鹿」を自認するスリープアドバイザーの井鍋安弘さんにお話をうかがいました。

長いほどいい、というわけでもないのが、睡眠時間。浅い眠りで長く眠るよりは、短くても熟睡できる方が、疲れがとれることもあります。このカギを握るのが、眠りに入った直後からの3時間。
図のように、眠りにはリズムがあります。就寝後すぐに現れるのが「ノンレム睡眠」で、「脳の眠り」といわれる深い眠り。その後「体の眠り」といわれる浅い眠りの「レム睡眠」となり、これが一晩に4〜5回くり返されます。
特に就寝後3時間の一番深いノンレム睡眠で、脳を休ませてメンテナンスをしているため、いかにこの時間に深い眠りを得られるかが大切。そのためには、眠りに入るまでの時間が短いことがポイントです。


「寝る子は育つ」「美人は夜作られる」というのは、ホントの話。というのも、骨を成長させたり、さまざまな細胞に活発に働きかけて、肌の新陳代謝を促してくれる成長ホルモンが最も分泌されるのは夜の10時から午前2時頃。しかも、その分泌量は、ぐっすり眠った場合、横になっただけの場合の3倍だとか。
成長ホルモンには、水分を保つコラーゲンなどのタンパク質の生成を促進する働きや、肌の弾力を保つのに欠かせないヒアルロンサンなどを生成する作用もあります。美肌の再生のためには、夜10時から午前2時の間のゴールデンタイムに、ぐっすりと眠ることがポイントになってくるというワケです。


最近、ちょっとしたレム睡眠で脳を活性化し、ストレスを緩める方法として注目されているのが、「昼寝」です。
いつも就寝する時間から約15時間後、つまり午後2時から3時ころは、誰もが眠くなる時間。許されるのなら、この間に15分程度の昼寝をおすすめします。電車の中で、ちょっと寝ただけでスッキリすることってありますよね。その程度の昼寝は、その後の仕事の効率もあげてくれます。
ただし、昼寝で30分以上寝てしまうとスッキリとは起きられず、夜の不眠にもつながりかねません。昼寝の前に、コーヒーなどでカフェインをとっておくとちょうどいいかもしれませんね。