

最後は、眠りに関するさまざまなギモンについて、スリープアドバイザーの井鍋さんに聞いてみました。これを参考に、さっそく今晩からよりクオリティの高い眠りをゲットしましょう。
お酒を飲むと、確かにすぐ眠くなる人も多いでしょう。でもある程度の量を超すと、逆に眠りを妨げる原因に。アルコールが醒めた時に、目が覚めやすくなるのです。また、習慣にしてしまうと、少量のお酒では効果がなくなってきます。
眠れない日が続いてつらいときは、病院で薬をもらうか、あるいは生活の見直しやアロマなどを利用して眠りにつくことをおすすめします。
睡眠は、貯金できません。日頃の寝不足を解消しようと、つい休日には長く寝てしまいがちですが、これが体内リズムを狂わせてしまう原因になります。日曜の夜に眠れず、月曜には寝不足で会社へ、なんてことにもなるので注意して。
特に、普段から不眠症ぎみの人は、いつもと同じ時間に起きるようにしましょう。
体の新陳代謝を促進し、美肌作りにも一役買ってくれる成長ホルモンが、最も多く分泌するのが夜の10時から2時の間。
この時間に寝ているのがベストですが、難しいようであれば、せめて12時には布団に入ることをおすすめします。
基本的に、交感神経が優位になるようなことをすると、眠れなくなります。たとえば、熱いお風呂や激しい運動、パソコンやテレビ、ハードな音楽などは、なるべくやめましょう。
反対に、ぬるめのお風呂、ストレッチなどの軽い運動、リラックスできる音楽や、間接照明などはおすすめです。
夕食は、寝る3時間前までに終わらせたいもの。そうでないと寝ている間にも胃腸が働き続けることになります。
おなかがすいて眠れないときは、温めた牛乳やビスケットなど、消化のいいものや体を温めるものを。最近では、牛がリラックスする夜に絞ったナイトミルクなども登場しています。これは、眠くなるメラトニンになる物質が通常より多く含まれているので、温めて飲むといいかもしれません。
ある程度の効果はあると思います。ただ、体が慣れてしまうと効果が出にくくなることもあり、長期間の服用はおすすめできません。
医療機関を受診して、症状にあった薬を処方してもらいましょう。
眠れないとき、ぜひ試してほしいのが、呼吸法。普段は無意識に呼吸していますが、ストレスのあるときなどは浅い呼吸になりがち。
腹式呼吸で3秒で吸って2秒ためる、そしてゆっくりと15秒で吐いてみましょう。このとき、頭の中にはいいことをイメージしてみて。全身がリラックスしてくるはずです。

最近ぐっすり眠れない・・・そんな人に
眠れないときは、たいてい「今日はこんなイヤなことがあった」とか、「あ~、このままじゃもう○時間しか眠れない」など、考えがマイナスに傾きがち。そんな時は、深くゆっくりとした腹式呼吸をするように意識して、「明日はこんないいことがあるに違いない」と自分を暗示にかけるようにしてみてください。また、『睡眠五感』をケアすることも大切です。睡眠五感とは、視覚(目)、聴覚(耳)、嗅覚(鼻)、温熱感覚(皮膚)、触覚(皮膚)。月明かり程度の明るさの静かな寝室、皮膚呼吸を助けてくれる天然繊維の毛布やシーツ、体のカーブに合ったマット。そして、嗅覚に訴え、脳を休息させ、リラックスさせてくれるアロマ。特に、真正ラベンダー、マージョラム、イランイランは、眠りのクオリティ高めてくれるので、おすすめです。ぜひ試してみてください。





