●骨粗しょう症の検査は?

骨量(骨密度)を測定するのですが、X線撮影や超音波などいくつかの方法があります。足のかかとや手のひら、腰椎や大腿骨を測定しますが、どの方法も痛みはなく簡単なものです。服をぬぐ必要もありません。自治体の集団検診で行っている地域もありますし、整形外科や婦人科でも検査できます。一度は検査を受けて、自分の骨量を知っておきましょう。
●骨粗しょう症の予防は?

骨粗しょう症の予防には、カルシウムたっぷりのバランスのとれた食事、適度な運動、日光浴が効果的といわれています。
1.食生活での予防

●カルシウムを十分に摂る
まず食べ物でしっかりとカルシウムを摂って、血液中にカルシウムを送りこみましょう。カルシウムの必要量は1日600mgといわれています。日本人の摂取量は不足ぎみなので、意識して摂るようにしたいものです。牛乳・チーズなどの乳製品、骨ごと食べられる小魚や干し海老、海藻類、緑黄食野菜、大豆製品には、良質のカルシウムが多く含まれています。
| カルシウム200mgってだいたいどのくらい? |
| 牛乳…1本(200cc) |
もめん豆腐…2/3丁 |
| ヨ−グルト…200ml |
がんもどき…1個 |
| プロセスチーズ…厚さ4mm3枚 |
ひじき…1/3カップ |
| ししゃも…5本 |
こまつ菜…1/4把 |
| 丸干しいわし…小1尾 |
だいこんの葉…100g |
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●バランスの摂れた食事
偏食をせず、バランスのいい食事を心掛けましょう。納豆には、骨の形成を促進させるビタミンK2が豊富に含まれているので、積極的に摂ると効果的です。
2.適度な運動

からだを動かすと、その刺激でカルシウムが骨に蓄積されます。適度な運動を習慣にするのがベストです。また、カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDは、日光にあたると体内で作られるのです。無理に日光に当たることはないのですが、家にこもりっぱなしはよくありません。
3.無理のない生活

不規則でストレスの多い生活や無理なダイエットは、ホルモンバランスを狂わせ、生理不順になったり生理が止まってしまうこともあります。できるだけ規則正しい生活を送るようにしましょう。また、アルコールやニコチン、カフェインも骨を弱くするので、ほどほどに。
●骨粗しょう症の治療は?

閉経後の女性には、ホルモン補充療法(エストロゲンとプロゲステロンを補う)を行うと同時に、カルシウム製剤とビタミンDを併用する方法が多く用いられます。また、骨を強くする目的でイプリフラボン、カルシトニンなどの薬が使われることもあります。
illustration/Tomoe Sasaki |
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