| 2004.04.09 UPDATE |
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| 肌荒れ、臭いオナラ、疲労感、風邪をひきやすい……。こんな症状に心当たりがあるなら、それは「かくれ便秘」かもしれません。最近、さまざまな原因から腸内の環境が悪くなっている人が増えています。 腸内には、約100兆個ものさまざまな細菌が住んでいます。これらを総称して「腸内細菌叢(そう)」と呼びますが、大きく分けて人に良い影響を及ぼす善玉菌と悪い影響を及ぼす悪玉菌、その中間で悪玉菌が多くなると悪玉に変わる日和見菌の3つに分けられます。善玉菌と悪玉菌は、バランスを保って住んでいるのですが、腸に便がたまると悪玉菌が優勢になり、スムーズな排便がしにくくなります。善玉菌が優勢なら腸の動きもスムーズなので、毎朝いい状態の便がいっぱい出るはず。くさいオナラも出ません。「私は便秘じゃない」と思っているあなたにも、かくれ便秘の可能性が…。腸の善玉菌が増えれば、もっともっと健康的な毎日を送れるのです。 |
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| 「腸内環境が悪くなる一番の原因は、食生活です。脂肪分の多い肉料理中心で、野菜や食物繊維の少ない食事は、悪玉菌を増やします。肉類は完全に消化されないので、大腸の中で腐敗発酵し、これをエサに悪玉菌が増加するのです。昔から肉類を食べてきた欧米人は、腸内で腐敗する前に排泄できるよう、腸の長さが短いんです。穀物を中心に食べてきた日本人の腸は、長い。だから、急激に欧米化した食生活の変化に、腸が追いつかず、腐敗便を作りやすいのです。 また、ストレスも腸の不調の原因の一つ。腸管の動きを司っている自律神経の働きがストレスによって乱れると、腸の動きも鈍くなります。ほかにも、運動不足や無理なダイエットによる腹筋力の低下、締め付け効果の高い下着なども腸の働きを妨げる原因になります」と、金子病院の金子実里先生は言います。 |
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| ビフィズス菌や乳酸菌などに代表される善玉菌は、体内で美容にいいビタミンや元気のビタミンを生成。また、病気から体を守ってくれる免疫力の8割は腸が担っているといわれています。腸内の善玉菌が優勢なら疲れにくく、風邪をひいても早く治ります。さらに腸内を酸性に保つので、ウィルスが侵入してきても感染を防ぎ、腸の蠕動運動を活発にする働きもあります。 一方、ウェルシュ菌やぶどう球菌などの悪玉菌は、食べかすに含まれるたんぱく質やアミノ酸を分解して、硫化水素やアンモニアといった有害物質を作り出します。その有害物質は血液に入り込んで、体中に運ばれることに。その結果、臭いオナラや口臭、肌荒れ、頭痛などの原因となり、体の不調を招くのです。 「悪玉菌が増え続けると、免疫力が低下し、大腸がんや動脈硬化を引き起こす一因にもなるのです。最近では、乳がんや高血圧、アレルギー性疾患との関係もあきらかになってきました」と金子先生。なかなか疲れが抜けない、調子が悪いという人は、一度腸に目を向けてみましょう。 |
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| 便秘が良くないのはわかっていたけれど、腸がここまでエライ臓器だったなんて驚きです。では、便秘や隠れ便秘を防いで腸の善玉菌を増やすにはどうすればいいのでしょうか。 |