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オンナのプチ不調シリーズ 第4弾 誰にも言えない… アソコのかゆみ オンナのプチ不調シリーズ 第4弾 誰にも言えない… アソコのかゆみ
オンナのプチ不調シリーズ 第4弾 誰にも言えない… アソコのかゆみ

女性にとって大切なデリケートゾーン。かゆみやムズムズ感などに悩む人は意外に多いようです。でも、場所が場所だけに、誰にも相談できずに、対処法に困っている人も多いのでは? そこで今回は、かゆみの原因は何なのか、またその解決法や予防方法などをご紹介!

じつはみんなけっこう悩んでる! デリケートゾーンのかゆみ
 女性のデリケートゾーンは、じつはトラブルを起こしやすい場所。WJで池下先生が担当されているカラダ相談室にも、デリケートゾーンのかゆみについての相談がかなり多く寄せられています。

 人に相談しにくいだけに、なかには放っておいて悪化させてしまうケースも。みんな、どんなことで悩んでいるのでしょう?

お話してくれたのは 池下育子(いけした いくこ)先生
WJのカラダ相談室でもおなじみの池下レディースクリニック銀座院長。東京都立築地産院産婦人科医長を経て、現職。婦人科のみならず女性の心身のトラブル全般に取り組む。
CASE1 CASE2 CASE3
最近、おりもののにおいと膣周辺のかゆみが気になります。必ずおりものシートを使っていることや、ジーンズをはくことが多いので、そのせいかもしれませんが・・・。
(21歳 大学生)
ときどき肛門周辺がむず痒くなります。我慢できないほどではないのですが、清潔にしているつもりなので、気になっています。
(33歳 専門職)
最近生理が不順で、おそらく更年期に入ったのだろうと思いますが、夜ベッドに入ると局部がとてもかゆくなり困っています。更年期の症状としてこういうこともあるのでしょうか?
(45歳 専業主婦)
CASE4 CASE5
ここ数日、外陰部にかなりのかゆみがあります。かいてしまったためか、ヒリヒリして赤くなっています。生理中にナプキンをこまめに替えなかったことや、治療でステロイド剤を飲んでいたせいかもと思っていますが、病院には行きたくありません。
(29歳 会社員)
生理の後数日間は、毎回外陰部がかゆくなり、はれぼったい感じになります。薬をつけなくても数日でかゆみはなくなりますが、これって誰でもあること?
(26歳 派遣社員)
ひと口にかゆみといっても、いろんなケースがあるようですね。そもそも、どんなことが原因でかゆみが起きるのでしょうか? まずはそこから勉強してみましょう。

かゆみの原因はこんなこと
  デリケートゾーンのかゆみの原因には、主に次のようなことが考えられます。

雑菌による膣炎・外陰炎
 成熟期の女性の外陰部や肛門周辺は、皮脂の分泌が活発になり、おりものも増えるため、常に湿った状態です。そのためにむれやすく、ちょっと不潔にしていただけで雑菌が繁殖してしまうことも。生理用ナプキンやおりものシートを長時間替えなかったり、通気性の悪い下着やきついジーンズ、不潔なセックスなどが原因でなることもあります。

接触性皮膚炎
 外陰部は、デリケートゾーンという名の通り、刺激に弱い場所です。おりものシートや生理用ナプキンが合わない、また刺激の強い石けんや下着に残った洗剤などが原因で、接触性皮膚炎を起こしていることもあります。

カンジダ膣
 我慢できないかゆみがある場合、最も考えられるのは「カンジダ膣炎」。カンジダという真菌(カビの一種)が膣内で繁殖する病気です。カンジダはもともと体にいる菌ですが、疲れやダイエットなどで体調が悪くなったり、抗生物質を長期間服用したりすると菌が繁殖して、症状が出てきます。またセックスでうつることもありますが、男性に症状が出るのは少数。かなりのかゆみのほか、外陰部が熱っぽくなったり、白っぽいおりものなどが特徴です。

痔
 肛門周辺にかゆみやムズムズ感がある場合は、痔が原因のことも。痔核から出た粘液がついたり、切れ痔の治りかけの時期、また、下痢が続いた時に肛門周辺が荒れてかゆみが出るケースもあります。

毛じらみ
 ヘアの部分にひどいかゆみがある場合は、セックスなどが原因でうつる毛じらみが原因かも。その場合、よく見ると1o程度の卵がついていたり、下着に虫に吸われた時の血がついています。

加齢やストレスなど
 デリケートゾーンは、女性ホルモンの影響を受けやすい場所。更年期やストレス、急激なダイエットなどで女性ホルモンの分泌が減ると、膣の自浄作用が充分に働かなくなり、膣炎などを起こすことがあります。また、自律神経系が乱れてひどいかゆみが出るケースも。

その他の病気
 肝臓や腎臓の病気や糖尿病、アレルギーなどの病気が原因になっていることもあります。

池下先生より
 デリケートゾーンのかゆみを訴える患者さんは、かなり多いですね。かゆみのある場所は、おなかにかけてやヘア部分、外陰部、膣の入り口から中にかけて、肛門周辺とさまざまです。症状も、むずがゆいという程度から我慢できないかゆみまであります。クリニックを受診する人に最も多いのは「カンジダ膣炎」です。かゆみがひどいからでしょう。
 また、ナプキンやおりものシート、ピッタリしたパンツが原因でむれてしまい、雑菌が繁殖して外陰炎や膣炎を起こしているケース、また、ナプキンや下着による接触性皮膚炎も多いですね。ひどいかゆみがある場合は、カンジダ膣炎でることが多いようです。とにかく、かゆみのある場合、かきむしって炎症を起こさないようにすることが大切です。
あっぱれ! デリケートゾーンの善玉菌
 温かくて湿っていて、もともといろんな菌が常在する女性のデリケートゾーン。菌が繁殖するのに絶好の環境なのに、その菌たちが悪さをしないのはなぜなのでしょう?
  それは、膣内にいる「デーデルライン桿菌(かんきん)」という、善玉菌のおかげ。この菌は、普段から膣内にいて、外から入ってくる悪い菌を、おりものと一緒に外へ追い出してくれるのです。これが、いわゆる膣の自浄作用で、セックスなどの後におりものが増えるのもこのため。女性の膣内は、通常酸性に傾いていますが、体の抵抗力が落ちてアルカリ性に傾くと、デーデルライン桿菌がうまく働けなくなり、膣炎などを起こしてしまうのです。
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