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住宅購入、100年に一度のチャンス到来!!

日本経済は、100年に一度の危機的な状況

「サブプライムローン問題」「リーマン・ショック」などによって、大きな痛手を受けた世界の金融市場。日経平均株価は米国市場にともなう形で下落を続け、09年3月にはバブル後最安値に。社会に目を向ければ「派遣切り」に象徴される雇用の不安も生まれており、まさに先の見えない"100年に一度"の不況が日本の経済を覆っている。
もちろん、不動産業界も例外ではない。金融機関による締めつけで、企業の資金繰りが息詰まり、多くの会社が危機的状況に追い込まれている。

日経平均株価の推移
出典:日経平均プロフィール

激動の不動産市況を振り返る!

さまざまな不安が渦巻く昨今、住宅購入に前向きな人はそう多くないはず...そんな予想を裏切るかのように、モデルルームは再び人気を取り戻し、「今が底値」と指摘する声が多くなっているという。かつてない不況が、マイホーム購入者にもたらした追い風とは?
「今がひとつの買い時」と指摘する平野雅之さんの言葉を交えながら、ここ数年の不動産市況を振り返ってみよう。

今回お話しを伺った先生

不動産コンサルタント
平野 雅之氏
20年を超える不動産媒介業務の経験を活かし、不動産コンサルタント事務所を開設。新聞や雑誌、テレビなどメディアで大活躍。
http://www.reex-brain.com/
2006年~2008年末
物件価格が高騰!販売が減少に向かう

『売り渋り』『ずれ込み販売』という言葉が生まれ、06年から大幅な高騰がみられはじめた住宅価格。その後07年には都区部の新築マンション平均価格は6,000万円台にまで上昇した。「年収1,000万円でも、その6倍の価格。これでは限られた富裕層しか買えません。販売不振の最も大きな要因は、やはり価格の高騰です」と平野さん。こうして首都圏マンションの契約率は07年8月には60%台に低下。好・不調の分かれ目である70%ラインを割り込んでしまった。

首都圏マンション契約率・平均価格の推移
※(株)不動産経済研究所のデータをもとに作成
2009年1月
契約率低下による在庫物件数の増加

その結果、ディベロッパーは数多くの在庫を抱えることになった。首都圏の新築マンションは、09年1月には契約率が64.2%となり、在庫物件は11,679戸にまで積み上がりをみせた。このうち約半数は、完成後も売れ残った「完成済物件」。ユーザーにとって空前の買い手市場が訪れたのだ。

在庫放出=価格改定の時代へ!

そこで注目されたのがディベロッパーによる「価格改定」と、「アウトレット不動産(再販物件)」だ。「アウトレット不動産とは、資金繰りに困った業者が在庫を手放し、それを引取った別の業者が割安な価格で売り出すこと。最近では、かなり大胆な価格で他社が引取る例も目立っています」と平野さん。「その結果、価格改定も含め、かつては営業マンの耳打ちでしか教えてもらえなかった、採算を度外視した物件が、市場にでまわる状況になったんです」

アウトレット不動産(再販物件)の仕組み

2009年2月
値崩れにユーザーが反応。契約率が上昇傾向に!

こうした価格調整により09年2月には在庫数が9,816戸に減少。07年11月以来となる1万戸割れとなり、契約率も回復に向かいはじめた。「値下がりを待っていた人が動きはじめ、賃貸に疑問を持つ人も出はじめるなど、逆転現象が起こっています。これから土地や資材の値が下がれば、物件価格はまだ下がるかもしれません。しかし、完成済物件などが出尽くせば"実際に買える価格"は上がってしまう。今は値段的に見て、買い時だと思いますね」

首都圏マンション平均価格と在庫数
※(株)不動産経済研究所のデータをもとに作成

価格だけではない、今が買いどきの3つの理由

物件の価格改定以外にも、チャンスの理由はまだあると平野さんは最後に教えてくれた。「ひとつは金利面。これは過去最低水準にあり、銀行の優遇でさらに1%引きという状況です。今後5~6%に上がってもおかしくないでしょう。もうひとつは税制。住宅ローン控除の限度額拡大と5年間の期間延長、将来の消費税率アップなども頭に入れておきたいですね。そして最後に、現在売られている完成済物件は、不動産が好調だった2~3年前に計画されており、品質や内装にこだわったものが多いんです。こうしたお買い得な物件は、少なくなっていくと思いますよ」

※本内容は2009年4月16日現在のものです。


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