女性ホルモンをつかさどっているのは脳の視床下部という部分。そこからエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2つのホルモンが出てきます。これこそ、女性の2大ホルモン。
エストロゲンは、卵巣から分泌される女性ホルモンで、成熟した卵胞から分泌。月経をもたらしたり、バストやヒップに丸みがある女性らしい体つきを作るほか、美肌、美髪など、女性のキレイを応援してくれるもの。また、妊娠しやすい状態に心と身体を整えてくれるのもエストロゲンのおかげ。
一方、プロゲステロンは、月経や妊娠、出産などに重要な役目を果たしますもの。子宮内膜や子宮筋の働きを調整するほか、乳腺の発達や体温上昇などに関わり、妊娠すると出産後まで分泌し続けます。
これらのホルモンの大敵はストレス。不規則な生活や偏った食事、運動不足、無理なダイエット、お酒や煙草の過剰摂取などが原因。ホルモンバランスが乱れると、肌荒れ、急激な体重増減、怠慢感、生理時の過剰な痛みなどの症状が現れます。果てには月経が止まることも。

2大ホルモンのバランスが整っていると、生理が正しい周期できたり、水分量を増やし弾力性のある肌を保持、シミやニキビのない美肌、健康な強い髪、ふくよかな体などを手に入れることができるのです。
バランスを正しく保つためには、脳の刺激が重要な役割を担っています。脳の視床下部からの指令を受けた下垂体は、卵巣を刺激するホルモンを分泌し、それに応えるように卵巣中の卵胞は成熟とともに女性ホルモンを上昇。ちなみに、女性ホルモンは思春期に作られ、10代後半から増え続けます。20代後半には理想的なバランスを保ち、30代前半でピーク。まさに女盛りを迎えます。

そこで、セックスの登場。
女性がセックスで気持ちよくなったりオーガニズムを感じると、脳に刺激を与えられ、女性ホルモンが分泌されます。「手っ取り早く女性ホルモンを分泌させるためにはセックスをすることが一番!」というのが、「セックスで女がキレイになる」という通説の理由。
でも、女性ホルモンが脳の働きによって得られるのならば、原因はセックスだけじゃないのでは?
脳の中身って、そんなに単純じゃないですよね。女性の脳では、妄想と現実、理想、秘めたる欲求・・・これらが渦まいているはず。
次号、「じゃぁ、セックスしなかったら女はキレイにならないのか?」をテーマに、自らセックス禁止令を下した女性の禁欲生活を探ります。果たして彼女の禁欲生活とは・・・!? ホルモンをコントロールする女の底力を解き明かします!