

トップイラストレーション/佐伯海老
今回はセックス禁止令を自らに下した女性の告白です。果たして、セックスでキレイになる、という通説を覆してくれるのでしょうか!?
彼女の名前は川越美紀さん(仮名)、33歳。美紀さんは28歳のころ、セックスをしない時期があったそうです。「そもそもセックスは大好きで、彼氏はもちろん、後腐れのないセフレもいました。セックスをすると女性らしくなると思っていたし、楽しいし、気持ちいいいし。女性として見られているという感覚に満足できるしのも嬉しい。何より、色気のない日々なんて想像もしたくありませんでした」
そんな美紀さんが禁欲生活に突入したきっかけは、彼氏の転勤。
「彼氏が3ヶ月の転勤。別に彼氏以外の人としてもよかったんだけど、彼氏が近くにいなくて会えない状態になると、急に気が緩んで。まぁ、3ヵ月、セックスなしでいってみようか!と思ったんです」
周囲の友人にそれを告げると、みな一様に驚きました。「ほかの人と遊びでエッチすればいいじゃん」というのが友人の反応。
「確かにその通りなんだけど、なんだろう、ふっとノビノビした気分になって。それがセックスには結びつかず、1人という気楽さから、むしろセックスをしないほうが自由かなって」
最初の2週間は、仕事と女友達との飲み、映画や睡眠など、1人を気ままに過ごしていたそうです。ところが・・・
「2週間、3週間と過ぎると、たかだか3ヶ月って思っていた期間が、果てしなく遠く感じました。単純に、セックスしたい!って思うようになったんです」
そのころの美紀さんは、彼氏が来ないから部屋も乱雑、料理も手抜き、ムダ毛も放置、下着はスポーツタイプのものばかり。
下着は充分にあるのに、色違いでセクシーなランジェリーを次々と購入した美紀さん。今日は勝負下着をつけている!という気持ちが、その日の仕事に対するやる気にもつながったとか。
「さらに驚いたのは、1ヶ月ほどたつと、周りからセクシーになった、とか、女っぽいとか言われるようになったんです」 彼氏やセフレと充実したセックスライフを送っていたころの美紀さんよりも、禁欲している彼女のほうが色気がある。これはどういうことなんでしょう?
「正直に言うと、セックス欲求が高まって、周りの男性がみんなセックスの対象に見えてきたんですよ。今まで異性を意識しなかった職場の人間とか、電車の中の人とか。美容師の指を見ているだけで、セックスを想像してしまって(笑い)。なんか、そういう妄想も楽しかったです」
欲求不満。まさにこの言葉がピッタリな状態です。しかし、この欲求不満が、美紀さんを色っぽく演出したのです。
「この頃は、自分で言うのもなんですが、妙にモテました。自分でも目線とか仕草、話し方が丁寧に、女性らしくなったと思います。あと、目がイキイキして顔にニキビがひとつもできなくなりました」
こんな状態で3ヶ月を過ごした美紀さん。その間、セックス1回もなし!
「増えるセクシー下着や、自分のありえない妄想に気がついたときは、これがいい効果を得ていると思わなかったのですが、彼氏が戻ってきて元の生活に戻ると、お尻がたるんだことに気がつきました。しかも、それまでの色気もなくなって、サバサバした性格に。セックスしていると刺激があるはずなのに・・・」
「それ以来、今はセックスの数を減らしています。自分なりのベストペースは、なるべく月に1回。欲求が高まって、セクシーさに磨きをかけたころ、いざセックス。この方法は病みつきです」
美紀さんの場合も、脳の刺激による女性ホルモンとの関係が多いに影響を与えているものと思われます。そもそも、セックスで本当に脳に刺激を与えられているか? 毎回オーガニズムを感じているか? 刺激的な感情移入でセックスしているか?
それを思うと、妄想のほうが刺激的なのかも。まるで男性のように見る異性すべてがセックス対象に見えてしまう禁欲生活こそ、意外や意外、女を磨く一番の方法なのでしょうか!
次号は、さまざまな女性の証言で、セックス効果とセックスレス効果を検証します。
「セックスしなくていいことある?」こんな質問を女性たちに聞いてみました。
どんな意見が飛び出すのでしょうか?
どんな意見が飛び出すのでしょうか?




