美容

しない美容法TOP3 読者アンケート

bsp0710_1_title

コレをしなくっちゃダメ!という自分ルール、意外とストレスになっていませんか?
例えば毎日歩くとか、必ず湯舟に浸かるとか、サプリを飲むとか。
そういう自分で作ったルールを、守れないときの敗北感と言ったら…
誰にでも必ず経験があることと思います。
そこで、逆転の発想!
今月は肩の力を抜いて、「あえて××しない」という考え方を推奨!
まずはWJ読者のアンケートより、みなさんが日頃行っている「あえて××しない」美容法ベスト3の発表です。

bsp0710_1_1tx

「朝は洗顔フォームを使っての洗顔をしません。子どもの頃からずっと水だけ。必要な油分が保護できて、素肌が潤います」(28才・OL)

「化粧水を顔中にたっぷりスプレーしてティッシュで拭うだけにしてます。眠くてだるい朝に顔を洗わずにすみ、肌がしっとりしてオススメです」(31才・会社員)

「洗顔料は使いません。15回くらい水ですすいで終わり。最初の8回はぬるま湯で、その後は水で肌を引き締めます」(33才・主婦)

とくに乾そう肌の人に支持されている朝のお手軽洗顔。忙しい朝にお手入れが短縮できるというメリットもあってか、堂々の1位に。

bsp0710_1_2tx

「土日は肌もお休み! やっぱり自然が一番です」(34才・会社員)

「どうしても、というとき以外はノーメイク。肌がリラックスできる気がします」(23才・学生)

「毎日の化粧で顔も疲れていると思うので、休日はお化粧しません」(30才・会社員)

「1週間に最低1日はファンデーションをつけない。吹き出物などの肌トラブルが減りました」(26才・自由業)

お休みだけでなく、基本的に化粧をしないという意見も多かったです。
手間が省けて、ローコスト。
ですが、素材で勝負と思い切るのはなかなか勇気がいるものなので、外出しない週末を実践してみてはどうでしょうか

bsp0710_1_3tx

「髪の毛が傷みやすいので、カラーもパーマもしません。髪型もショート! 似合ってるからいいんです」(33才・会社員)

「一度試したら、髪質が変わって後悔しました。もうしません」(25才・家事手伝い)

「昔から絶対髪によくないと、何もせずにきました。おかげで今でも切れ毛も白髪もなくてキレイなまま」(45才・主婦)

「ヘアカラーはしません。高品質のアイテムを選んでヘアケアしているので、ツヤツヤ、サラサラですよ」(36才・自由業)

カラーリングもパーマしていない美しい髪の毛はとても貴重。普段のお手入れも必要ですが、もとがキレイだと自然に大切にする気持ちになりますよね。

bsp0710_1_matome

アンケートから浮かび上がったのは、「あえて××しない美容法」=素材を大切にすること。
これなら誰でも手軽にできるうえ、自分のスキンケア能力や、髪の色など最大限に活かすことで、より自分の魅力をアピールできるのではないでしょうか。

bsp0710_2_title

さて今週からは「あえて××しない美容法」のアンケートに寄せられたものの中からなるほど~っと目からウロコの回答を選りすぐってご紹介していきたいと思います。
第1弾はなんと「洗顔後、何もしない美容法」!
洗顔したら、化粧水、乳液、美容液、早くつけなきゃやり直し!! なんていうのが常識になっている世の中で、あえて、洗顔の後は肌に何もつけずに素肌が本来持っている力だけで美を保つという方法です。

bsp0710_2_midash
bsp0710_2_midash

「牛乳石鹸で顔を洗った後は、化粧をするまで何もつけません。若い頃からこれが私のベーシックなスキンケアの方法。年を取るとともに、いろいろなケアを試してみましたが、何もしないときが一番肌の調子がいいみたい。楽なうえに、お金がかからず肌の調子もいいんですよ」(40才・主婦)

「洗顔は、拭き取るタイプのミルククレンジグを使うだけ。化粧水も乳液もつけません。ミルククレンジグが汚れを優しく落としてくれ、保湿もしてくれるので一石二鳥。余計なケアとともに肌の負担も減ったのか、この方法をはじめてからすこぶる調子がいいです」(40才・会社社長)

「かなり疲れていたとき、お風呂上がりに何もせずに寝てしまったことがあったのですが、翌日の朝、肌の調子がとてもよかったんです。それ以後、肌の調子が悪くなったときだけ一切のスキンケアを絶つように。与え過ぎも肌にはかなり負担なようで、かえって肌ががんばるらしくプルプルになります」(32才・会社員)

bsp0710_2_1tx

肌にはもともと自力で水分を保湿する力が備わっています。また、化粧水にはどうしても防腐剤などの添加物が入っているので、肌に刺激を与えてしまいます。だから、洗顔後何も付けないというケアを実践してみるのもいいかもしれません。それによって肌力を引き出すことができればしめたもの。ただし、乾燥肌の人は洗顔だけというのは考えもの。肌を乾燥させてしまうことのほうが化粧水の添加物の影響よりダメージを与えてしまう場合もあります。肌と相談しながら試してみましょう。

bsp0710_2_2tx

洗顔の段階で乾燥させないことが大切。そこで、脱脂力の強い洗顔方法ではなく、上記のミルククレンジグや、ぬるま湯ですすぐだけなど自分にあった洗顔方法を研究しましょう。ただ、気を付けてほしいのは洗顔が不十分だと肌トラブルの元になってしまうということ。また、水道水に含まれる塩素は肌によくないので、浄水器などで不純物を取りのぞいてもいいでしょう。

bsp0710_2_matome

私事ですが、松本はひどい乾燥肌なので「あえて洗顔後、何もしない美容法」には躊躇していまいます。しかし、ウチの母親(50代後半)は長年、石鹸で洗いっぱなしを実践してきた女性。なのに、肌のキメ細かさは私といい勝負! デパートのコスメカウンターなどでは、「まあ、お二人ともお肌キレイですね」なんて、まとめて褒められることもありますが、断然、20代の私の方が維持費がかかっていますから……。実際にそういう人を目にすると、肌力を磨いた方が得だな、と思います。肌質にもよると思いますが、「あえて洗顔後、何もしない美容法」を試してみてはいかがでしょうか??
text/空中庭園・松本愛

bsp0710_3_title

太る=美味しいモノ。食事中に女性の頭をモヤモヤっとかすめるワードではないでしょうか。体重は気になるけれど、美味しいモノを我慢するなんてイヤ。でも、太るのはもっとイヤ。今週は、そんな人に参考にしていただきたい「あえてダイエットしない美容法」をご紹介します。

bsp0710_3_title
bsp0710_3_midash

「昔ダイエットしていたときに、食べたいものを制限するストレスで、いつも食べ物のことが頭から離れずにつらい思いをしました。そこで、無理に我慢するのをスッパリやめることに。そうしたら、ダイエットの反動だったドカ食いをしなくなりました。体のサインに耳を傾け、必要なものを必要なだけ食べることが大切だと思います」(33才・会社員)

「単品ダイエットにハマって、毎日寒天を食べていました。そうしたら、会社で倒れて病院行きに…栄養失調でした。それ以降あえてダイエットはしないようにして、バランスのいい食事を心がけたところ、肌がキレイになったねとほめられる機会が増えました。友達いわく、当時は顔色が悪くてとても不健康そうだったとのこと。やっぱり食事は大切ですね」(29才・家事手伝い)

「ダイエットにはやっぱり運動! と毎日ジムに通い、1日数時間のトレーニングを日課にしていました。そうしたらある日突然、足に激痛が…。病院にいったら、普通はアスリートしかならない疲労骨折と診断されてしましました。運動を制限するように言われ、やむなくダイエットは中止に。それからはダイエットはせずに食べ過ぎたらちょっと運動するくらいにしています。最近では、この丸みを生かしたグラマラスボディがウリです」(25才・OL)

bsp0710_2_1tx

反動で過食を招くこともある食事制限。体を壊すこともある運動のし過ぎ。偏った食生活は不健康の元。つまり、極端なダイエットはなにかしらの弊害を生み出す危険性があるということ。それならまだダイエットしない方がマシですよね。ストレスが溜まらないように食べたいものを食べ、適度な運動を心がけるようにしてはいかがでしょうか?

bsp0710_2_2tx

だからといって、本当に食べたい放題で痩せるのは至難の業。そこで、健康的な食事に必要な知識を身につけましょう。例えば、女性の1日の平均摂取カロリーは1600kcal。ご飯茶碗1杯だと189kcal。コンビニのお弁当は約650kcl前後です。また、バランスのいい食生活については、農林水産省が提唱している「食事バランスガイド」を参考にしてみては。主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物の5つの区分からバランス良く食べましょうという指導内容で、自分の食生活がどのような状態か客観的に教えてくれる機能付き。このように正しい食事の知識を知っているだけで、無意識に体に必要なものが何か判断できるようになりますよ。

bsp0710_2_matome

年を重ねるごとに太りやすくなるのは、基礎代謝量が減るからだそう…。恐ろしい事実です。たしかに、運動量は年々減っているのに食べる量は相変わらず。どうせ努力するなら、食事制限より、美味しく楽しく健康的な方法でダイエットしたほうが楽しいですよね。ストレスの溜まる方法で、キレイをキープするのは大変。自分にあった無理のない方法を見つけることが、キレイへの近道なんですね!
text/空中庭園・松本愛

bsp0710_4_title

今までご紹介した「洗顔後、何もしない美容法」「ダイエットしない美容法」以外に、興味深い美容法をご紹介。まだまだこんなにあるんです!!

bsp0710_4_1tx

お風呂でカラダを洗うのにナイロンタオルを使わない。ゴシゴシこすったり洗い過ぎないのがポイントとか。
「以前は石けんたっぷりのナイロンタオルで肌がキシキシいうほどカラダをこすっていました。でもお風呂上がりの腕や首は乾燥で白っぽくカサカサに。逆に背中はいつも脂っぽくてニキビが。皮膚科の先生に相談したら、ナイロンタオルでこすると脂を取りすぎてかえって皮脂が多く出るし、肌が黒ずんでくるとのこと。そこでフワフワの柔らかい綿タオルで肌をなでるように洗ったら、段々、背中の脂っぽさが抜けて肌のキメも細かくなってきました。無添加の石けんを使ったのもよかったみたい」(27歳・デパ嬢)

bsp0710_4_2tx

パンティをはかない健康法があったけど、実は美容にも役に立ったのね。
「パンティをはいたまま寝ると、生地の裁断やゴムの食い込みにお腹やお尻が締め付けられて、ウエストラインやヒップラインに悪影響すると思うんです。それにパンティをはくことで下腹部の動きもタイトに。これって便秘にも関係あるような気がします。夜、ノーパンで寝るようになってから、その開放感もクセになりました。気持ちよく眠れるし、翌日、変なパンティ跡がなくていいですよ」(22歳・大学生)

bsp0710_4_3tx

体に合わない枕はシワの元だそう! 首のシワで悩む方は試してみては?
「枕を使用すると、首にシワができると聞いたのがきっかけで、枕を使うのを止めました。それと同時に、化粧水で首元までしっかり保湿するのを心がけるように。数年後、年齢を感じさせない美しい首になるのを信じています」(31才・会社員)

bsp0709_4_foot
bsp0709_4_footimg

今月は「あえて××しない美容法」を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。「××しない」とは言うものの、結局のところ美のためには規則正しい生活を送ることが欠かせないワケで、やはり美しさとはハードルの高いものだなと思いました。とりあえず、今日から一番簡単そうなノーパン美容法(正式名称:あえてパンティをはかない美容法)を試してみようと思います。この間「グータン」に出演してた篠原涼子さんも、寝るときは「下着は上も下も付けない」って言ってたましたしね。万が一、もしかしたら、篠原さんのようになれるかもしれないし。皆さんも、まずは面白半分試してみてください~!
text/空中庭園・松本愛

関連記事

ページ上部へ戻る