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子宮がん特集 Part1
【子宮体がん】
●子宮体がんってどんな病気?

子宮頸部の奥の赤ちゃんを育てる部分を子宮体部といいます。この内側をおおっている子宮内膜から発生するのが、子宮体がんです。子宮内膜は、月経で流れてしまうので、月経が正常であれば、たとえ細胞に異変があってもがんになることは少ないようです。それで若い女性には少なく、50代にもっとも多いのです。若い女性の場合は、月経が不順で無排卵ぎみの人です。以前は子宮頸がんに比べて少数でしたが、最近では増加傾向にあります。
子宮内膜のどの部分にも発生する可能性はある
●体がんの原因は?

体がんは女性ホルモン、特にエストロゲンと深く関わっています。きちんと排卵している人は、エストロゲンとプロゲステロンがバランスよく分泌されていますが、排卵のない人や閉経後は、プロゲステロンが分泌されません。エストロゲンだけが分泌されると、子宮内膜は増殖をつづけることになります。増えすぎると子宮内膜増殖症という病気になり、これが体がんになるといわれています。

●体がんになりやすい人はいるの?

・ 生理が不順である
・ 閉経している
・ 過去に一度も妊娠・出産の経験がない
・ 肥満、糖尿病、高血圧の人
・ エストロゲンのみのホルモン治療を受けている

などが挙げられます。

●子宮体がんの症状は?

一般に、点状出血といわれるわずかな出血から始まり、それが進むとおりものの量が増え、さらに進むと強い悪臭を伴うおりものになります。更年期の出血や点状のほんの少しの出血でも、見逃さずにすぐ受診しましょう。体がんは0期でも出血することがありますし、進行もゆっくりなので、出血した時点で発見されれば十分治療できるのです

●どうしたら体がんを見つけられるの?

とにかく不正な出血があったら、すぐに受診することです。自治体や会社で行なわれる子宮がん検診というのは、普通は頸がん検診だけです。体がん検診とは検査方法が異なるので、体がんを発見することは難しくなります。若くても月経不順ぎみだったり不正出血がある人、肥満、糖尿病、高血圧の人、閉経した人などは、体がん検診も積極的に受けるようにしましょう。

text/Mami Kakuta
illustration/Tomoe Sasaki