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STD(性感染症)PART4-2 女性のこころとからだ事典

STD特集 Part1
2. 尖圭(せんけい)コンジローマ
痛みやかゆみはありませんが、外科手術でないと取り除くことができません。完治しても、体内にウィルスが残り子宮頚がんの原因になることもあるので、定期検診を受けるようにしましょう。
●尖圭コンジローマってどんな病気?

いぼをつくるウィルスの一種、ヒトパピローマウィルスによって起こります。セックスで感染し、潜伏期は1~6ヶ月。感染後2~3ヶ月で症状が出ることが多いようです。痛みはありませんが、ヒトパピローマウィルスのある種の型は、子宮がんや陰茎がんと関係が深いといわれているので、完治してからもがん検診を欠かさないようにしましょう。

●症状は?
性器から肛門にかけて、白色かピンク色の先のとがった小さなイボがたくさんできます。放っておくと、赤褐色の小指の先くらいの大きさになります。「カリフラワー状」や「ニワトリのとさか」に形が似ています。痛みはほとんどありませんが、傷つきやすいので、ひっかくと尿がしみて痛むこともあります。

男性の場合、亀頭の根元に、イボができます。放っておくと、陰茎がんになる危険もあります。


●診断・治療は?
視診でわかりますが、イボの組織検査をして、ウィルスを調べます。治療は、一般的にレーザー霧散、電気メスで焼き切ったり、液体窒素で凍結させて取り除くなど簡単な手術で取り除きます。また、抗がん剤入りの軟膏を塗ることもあります。

完治まで約2~数ヶ月かかりますが、徹底的に治さないと再発しやすい病気です。パートナーにもイボができていれば一緒に治療を受け、完治するまでセックスは禁止です。

text/Mami Kakuta
illustration/Tomoe Sasaki