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結婚に関する読者アンケート 価値のある女になる極意 目指すは価値組の結婚生活 恋愛

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500名もの女性の意見、集まってみると圧巻! あんな意見、こんな意見、いろんな答えがたくさん登場しました。さっそく、集計結果を見てみましょう。

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今回のWJ編集会議で飛び交ったキーワードは「人それぞれ」です。
「結婚の価値をテーマにしましょうか」
「でも、人それぞれですよね」
「そうそう、人それぞれ」
「結婚で幸せかどうかなんて・・・」
「人それぞれだし」
「勝ち組かどうかなんて、ねぇ・・・・・?」
このような不問を繰り返し、編集会議の夜は更けていくのでした・・・・。
既婚者も未婚者も、結婚を勝ち?負け?と問われても困るはず。ずいぶんナンセンスな言葉で、みなさんも、きっと答えると思います。
「人それぞれじゃないですか・・・」

そこで、今回は500名という大人数でアンケートを実施!
統計を出せば結婚の価値が見えてくるかもしれない、という狙いです。しかし、やはりアンケートでも「結婚は勝ち組?負け組?」の質問に対し、「どちらでもない」「勝負ではない」という答えが圧倒的に多かったのが集計で分かりました。とはいえ、みなさん、結婚生活のメリットやデメリット、幸せを感じる瞬間、結婚への憧れ、仕事と結婚の間で揺れる女心を具体的に答えてくれた人が多く、大変、興味深い意見がたくさんありました。

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今回アンケートにご協力してもらった500名の振り分けは、離婚経験含む未婚者229名、既婚者271名でした。結婚を勝ち組だと思っている人は、未婚者97名、既婚者136名。負け組だと思っている人は、未婚者だと8名しかいなかったのに対し、既婚者は39名に増加。どちらでもない、と答えた人は、未婚者124名、既婚者96名。 面白かったのは、未婚者と既婚者で「結婚は勝ち組」と答えた人のニュアンスが異なることです。

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・一生の伴侶を選び、相手からも選ばれたと言う点では、勝ち組だと思います。
・勝ち組とは言い切れないが、その事で結婚しない時より学ぶ事は多くあると思う。
・結婚してもいいって思える相手とめぐり合えたって事自体が私にとってはうらやましい
 ことだから。
・一生この人しかいない、と思える人、思ってもらえる人を見つけるなんて、うらやましい。
・人がすることはとりあえずやっておいたほうがいい。

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・楽しさが2倍になる。夜寝るときは一人じゃない。
・そりゃ勝ち組でしょ。知人の「勝ち負けなんてないし仕事頑張ってる」と言う人の半分以上が
 本当は結婚を焦っている。
・勝ち組!!! ずっと結婚したかったし今とっても幸せです! 仕事仕事の毎日から解放された。
・結婚していると生活にハリがでて、さらに仕事にも生活にも人生全体にパワーがみなぎるので。
・愛情たっぷりの毎日が過ごせています。未婚時代には無かった心の充足感。

このように、独身の憧れはなによりも「伴侶を得たこと」。既婚者の意見もまた、「1人ではない幸せ」を多く挙げています。やっぱり結婚はいいものなのかな、2人一緒は楽しいものなのかな、と、既婚者さんたちの幸せの声を聞いていると結婚への憧れが倍増します。 また、「世間は、なんだかんだで結婚をしているかしていないかを、ある部分の判断材料としているところはあると思うので、そーゆー意味では、わずらわしい目で観られることがないと思います。」と答えてくれた人のように、独身だと未熟者、既婚はしっかり者、という世間の目があるのは確か。 次回は、独身だって悪くない!という独身貴族たちの気ままな声を聞いてみましょう。

次号は独身者の意見を詳しく発表していきます!
アンケートに答えてくださったみなさん、ありがとうございました!

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500名のうち229名の独身者の意見をまとめました。独身貴族・・・なんて言葉もありますけど、自由な時間と結婚への憧れ、両方で揺れ動く乙女心を見てみましょう!

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私を含め、独身友達の間でよく出る話題が「結婚したい?」です。結婚の経験がない限り、「したい」とも「したくない」とも言えないのですが、どうしても考えてしまうのが今、目の前にある自由な気楽さです。恋愛だけでもしんどいのに・・・結婚なんて・・・踏み切れない・・・失敗したら・・・と、臆病になっているのかもしれません。では、独身の悲しみを答えてくれた人の声をみてみましょう。これが、未婚者の実態です。

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周りの友達もどんどん結婚、出産しているのを見ると自分はむなしい気分になるし、心から祝福できない自分がいる。そんな自分がまた嫌だ!

世間からは「未婚者は好き勝手に生きてる」「一人じゃ将来寂しいよ」。親・親戚・友人からは「早く結婚しろ」「子供は可愛いよ。あんたも早く産みなよ」と言われます。

まだまださびしい女に見られてしまう。

一人前としてみてもらえていないと肌で感じる。まだまだ日本じゃ結婚して子供を産んでこそ一人前としてみてもらっているように思う。

欠陥人間のようないわれ方をしたり、負け犬と言われたりします。

自分以外の人間を愛することができること、そしてその人と一緒に人生を歩んでもよいと覚悟できることは人間としてすごくすばらしいことだからうらやましい。

したくもないのに見合いをやたらすすめられた・・・うんざり・・・。

わざと結婚話をしない気配りがうっとおしい。

老後を思うと不安になります。子供が欲しいという気持ちもあります。

やはり、子供のことや親の心配、周囲の目、老後など、独身者の多くは不安を感じているようです。一方、結婚に対していいイメージを持てない人もいるのが実情。独身者からみた既婚者のイメージとは・・・?
 
自分の時間を子供や夫のために犠牲にしている既婚友人を見ていると、誰の為に生きているのか分からない。

「婚姻」に関する法律を読んだ事があるのですが「女性」は完全に「モノ」扱いでした。

既婚の友達と遊びにいって「早く帰らなければ」とか残念そうにしているのをみていると、結婚は良い面もあるだろうけど、面倒な面もあるなあ、と思います。

日本に関して言えば、時代錯誤な戸籍制度が残っているのでどちらかといえばマイナスイメージ。

一人で生きていけない負け組ないです!いろんなことに縛られ過ぎ。

本人自身が実力もなく取るに足らない人物なのに、既婚者というだけで優越感に浸っている者が多い。

昔はキレイな友達だったのに、結婚してからファッションに気を使わなくなった。彼女のすっぴんとムダ毛を見て、そう思いました。

結婚で幸せを手に入れたって感じがするのに、後からブツブツ言ってる人が多い。

生活に追われている既婚者を見ると、「独身で良かった!」と思う点も多くあるのでしょう。さらに、独身を謳歌している女性たちの声が続きます。

若いときは周りからの干渉もありましたが、今は自由を満喫しています。

自分の時間と、自分にかけるお金が減ってまでもしたいと思える相手に会えたらするとは思うけれど。結婚している友達の全てが幸せそうだとは思わないので、今のままでも十分自由で楽しいと思うんだけどなぁ。

自由に使える時間・お金・仕事に打ち込めるのは、結婚していると難しいようにも思う。

生活に困窮していなければ結婚自体にしがみつかない。

バツイチですが、別れてから明るい顔で元気になったと言われました。

結婚していない人の方が色んな才能や向上心があると思う。逃げという形で結婚して社会で働いたこともなく目標や趣味など無い人が私の周りに沢山いるので、そう言った意味では結婚は負け組だと思う。

たまに将来が不安になる事もあるけど、だからと言って、結婚が解決策だとは思えないので、一人でも大丈夫なのように仕事を頑張る。

今年に入り何故か『もう、そろそろ?』と周りに聞かれることが多くなったけど、今は自由で結婚したいと思っていないから気にしない!

未婚者の多くは、仕事、自由、自分の時間などを理由に独身の良さを挙げています。確かに家族ができると気ままな1人暮らしとは時間の流れが違うもの。しかし、結婚にも素晴らしいことがあるはず!
次回は、リアルな既婚者たちの声を聞いてみましょう。独身のあなたも、結婚に対して考えが変わるかも・・・?

次号は既婚者さんの結婚生活を報告。
アンケートに答えてくださったみなさん、ありがとうございました!

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500名のうち271名の既婚者の意見をまとめました。結婚生活の実態、夫や姑への不満、ポロリとこぼれた愚痴まで、結婚経験者が語るリアルな声をどうぞ。

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独身者にとっては未知の領域、結婚生活。ドラマや小説ではない本音の結婚を赤裸々に告白してくれた既婚者たちのアンケート結果です。悩みの種で一番多かったのは、やはり夫。家事を手伝わない、独身のころと変わった、お金、もろもろ愚痴を聞いてみましょう。

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育った環境があまりにも違うと価値観どころか生活習慣まで全てが違い、理解できない。

体調が悪くて会社も休んで一日寝込んでいた日のこと。お酒を飲んで上機嫌で帰宅したはずの旦那は洗濯や食器洗いなどの家事を一切しないで寝ていた私に対して激怒。一人だったら誰にも怒られたりしないのに・・・と泣きたくなりましたっ!

幾ら分担とはいえ、何で女性がココまでするんだ!!!と家事に関してホント思う。終わりが無い家事炊事に正直ヘトヘト・・・独身で自由な時間を謳歌しているのが時々羨ましく思う。

独身の頃、バリバリのキャリアウーマンだったんです。結婚したら、主人は大のやきもち焼き。独身の頃は残業は当たり前の生活が、結婚したら門限まで決められ、会社に「仕事効率悪くなった」と不評を買い、結局辞める羽目に。

誕生日にプレゼントを貰ったことも、「おめでとう」の一言もありません。

結婚してから夫が無口になった。たくさん話しても、返事が返ってこない。

楽しい新婚生活を送るはずの時 旦那は 毎日 朝帰りでした。喧嘩にならない訳がありません。ホントに結婚なんてするもんじゃないと思いました。

夫に対する不満もさることながら、夫の家族に対する愚痴も炸裂。世間の嫁姑問題というのは、いつの時代も変わらないのでしょうか。

彼の実家のお義母さんが失礼で腹が立つ。

同居ではないが、常に義父母に気を遣う。夫は世話が焼ける。そんなこんなで毎日イライラしている。

だんなさんの親戚関係で、いろいろあって、精神的に大ダメージをくらった。まだ新婚なのに・・・。

子ども無しの人生も致し方ないと夫とは話し合っていたのに、一方的に妻が働いているせいで子どもを欲しがっていないと思われたり、妻にだけ「医者で検査を」とか「子づくりを拒否していないか?」などと言われた。

一緒に暮らしていたら気詰まりするだけ! 子どもを預けると嫌々そうな顔をするし、いちいち説明しなくちゃいけないし、ちょっと友達と遊んで帰りが遅くなったりすると嫌みを言われる。

そして、気になる恋愛事情。結婚したらもう恋はできない!?
・他の男性に誘われなくなったし、夜遊びもしにくくなった。
・自分は違うと思っていたが、ときめきがなくなってきた。
・恋をしても行動にうつせない、諦めるだけ。
・現在婚外恋愛中!その人と幸せな結婚して勝ち組になりた~い。

ほか、「もっと独身時代に海外生活したりといろいろ経験しておけば良かったと思う。」という後悔や、「独身の友達が毎週のように飲み会をやったり、コンパをやったり、自分の好きな時間をすごしているのを見ると、子供に合わせて時間を作る自分が悲しい。」という本音。また、「もし生まれ変われるならば結婚はしないし子供は生まないだろう。結婚は女が我慢するようにできている、今の制度・法律など。これがなくなれば結婚(法律上の)するし子供も生み育てる女が増えるだろう。赤ん坊を育てていたときはとても孤独だった、育児放棄をしたくなる若い母親の気持ちもわかるようなきがする。子育てが楽しいと思える世の中になればいいと思う。」という、結婚・子育てを経験したからこそ分かる苦労も。さらには、「負け組と言うか泣き組ですね」という小言も・・・・。
もちろん、結婚の素晴らしさを教えてくれた既婚者もたくさんいます。次回は、ノロケもりだくさんで結婚生活の価値を見出します!

いよいよ次回は最終回。結婚の価値を探求します!
アンケートにご協力してくださったみなさん、ありがとうございます。

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結婚経験者が語るリアルなノロケ話と、結婚の価値を考えます。やっぱり、結婚ってスバラシイ!?

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さて、このままでは独身者たちはますます結婚する気がなくなってしまいます。もちろん、結婚して幸せ! と意見も寄せられましたのでご報告します。まずはノロケの声を聞いてみましょう。

・まず、結婚式があるという時点で幸せ。

・自分に自信がなくなってものすごく落ち込んでいたときに、旦那が時間をかけて励ましてくれたことがあります。その時は、ホントにちょっとヤバい感じだったのですが旦那のおかげで立ち直れました。

・自分ひとりでは、くじけそうなことが起きたときに、支えてもらえる人が近くにいるというのは本当にありがたい。
・ただ付き合っているだけだと生まれないであろう、連帯感が持てるとき。嬉しい時ではなく、何か障害がきた時に感じる。夫は絶対に私の味方という自信があるとき。

・ダンナとお酒を飲みながら楽しい時間をほぼ毎日過ごせる。
・毎日、「I LOVE YOU」といいます。
・ずっと結婚したかったし、今とっても幸せです!仕事仕事の毎日から解放された。
・夫は一番信頼出来る親友。
・毎晩手をつないで眠れる。
・結婚しない人生は寂しすぎる。
・毎日平凡に過ぎていく日々の中に、最愛の人が生活の中にいること。

このように、パートナーへの信頼感、1人ではない安心感など、結婚の価値を「夫との絆」においている人が一番多いようです。ほか、子宝、金銭面なども理由の上位にランクイン。

・やはり子供を授かったときの喜びは何にも変えがたいものだと思う。
・子供に恵まれ母親という経験をさせてもらっている。
・子供を堂々と産めたこと。やっぱり父親の存在がきっちりしており堂々と母子手帳をもらえるのは手続き上結婚しているから。
・結婚13年目でもラブラブ。かわいい子どもにも恵まれ、マイホームも手に入れ、趣味も楽しめる生活が送れていること。
・働かなくても生活できる!
・家事はサボっても上司に怒られることがないし、減給されない。同僚とのライバル争いはうんざり。

結婚を勝ち負けで判断するのは、どこかで結婚=ゴールだと思っている人がいるから。結婚するかしないか、ではなく、結婚したあとどのように価値を見出し、幸せをつかんでいくかということが女性として大きなテーマ。既婚者たちが考える、勝ちと負けは?

・勝ちとか負けとかマスコミに煽られて縁を大切にしない事の方が、真の負けなのだと思う。
・結婚してなくても仕事で充実できていれば勝ち組だともいえるし、結婚していてもだらだら主婦をしてるだけだと負け組。
・結婚は始まり。死ぬときに幸せだったと思える人生になるよう切磋琢磨するべき。

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結婚は“勝ち組”ではなく、“価値組”にすべき。結婚の価値を見つけるためのコツは何でしょうか? 既婚者アンケートからヒントを見つけました。

・お姑さんから笑いを取れるように努力した結果、実母以上に可愛がってもらえるようになりました。

・結婚なんて、価値観、考え方、リズム、あらゆることの自分と相手の違いをうまく消化しながら生活しなければいけない。結婚当初は、ちょっとしたことでケンカ。時にはケンカだけでは済まなかったことも・・・。今思えば笑い話。大事なことに気付けば、結婚生活って楽しい♪

・24時間、家族を気にかけてあげる。これを苦にしないためには、夫を尊重、尊敬すること。

Vol.1で繰り返し書いたように、結婚の価値は「人それぞれ」です。でも、人それぞれだからこそ、あなたのやり方で価値を見出すことができるはず。他人と比べて自分はどうだ、他人から見た自分はどうだ、などと、隣の芝生の青さばかりを気にするのではなく、「人それぞれ!」と開き直ることこそ、価値を見出すきっかけ。今回、500名のみなさんが皆違う意見を述べたように、あなたの思考もまた他人と違うのです。
独身のあなたも、既婚のあなたも、まずは大きな声で「人それぞれ!」と言ってみませんか?そして「私はこうだ!」と高らかに宣言してみましょう。そこから価値を見つけることができれば、あなたは“価値組”なのです!
文/生田ユリ (独身)
イラスト/マンゴー☆マゴpro. (独身)

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