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長く付き合う簡単ルール いい加減、1人の男に落ち着きたい! 恋愛

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まずは学生のころから付き合っている男性と、現在も交際しているA子さんの意見から紹介。意外と簡単なルールこそ、長く付き合う秘訣なのかも!?

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いろんな男性と付き合って、経験値を上げて、恋愛の勉強をして、意外な自分を知って・・・そんな若かりし日々を思い返すと、なんだか眩しい。でも・・・でも・・・! そろそろ1人に落ち着きたいって思うことありませんか? もちろん、投げやりな気持ちじゃないんです。恋愛パワーが減ってきたわけでもない。年齢的に焦りを感じているわけでもない。ただ、同じパートナーと順調に付き合いが続いている友達に対して、正直、羨ましいなぁ、という気持ちがあります。「長いだけでねぇ、老夫婦みたいなものよ」なんて笑う友人を見て、その台詞を言ってのける彼女がとっても、とっても格好良く見えました。
そこで、今回は、付き合い歴の長い女性たちにインタビュウ。彼女たちは、何故、付き合いが長く続くのでしょうか?

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同じ大学に通っていた男性と交際をスタートしたA子さん(27歳・会社員)。現在、その男性と付き合って7年目。
「学生のころはコンパに行ったり、軽い気持ちで男の人と付き合ったり。彼と出会うまでは1年ももたずに新しい彼氏を作っていました。今の彼とも、それほど将来を見据えて付き合ったわけではないんだけど・・・。いつの間にか7年です」

学生から社会人。環境の変化によって2人の時間は減っていくのですが・・・。
「仕事を始めてからは週末しか会えない日々。彼のことを考える時間が減ったのは確かだし、彼のほうもきっとそうだと思う。でも、別れは考えなかったな。週末しか会えないから、その時間を大切にしてました。それと、会うときは必ず、お互いに玄関で迎えて抱きしめ合うことがルールになっています。特に決めたルールじゃないけど、合鍵を持っていてもチャイムを鳴らして、玄関でギュッ。まずはこれから、です。これで、いつも新鮮な気持ちになれるし、優しい気持ちになれるし、もう何年も続いている儀式です。同棲とか結婚はまだ考えていないけど、一緒に住んでも玄関のギュッは続けたいと思います!」

玄関ギュッぐらいの簡単なルールなら、明日からでも実行できそうですね!
「毎日会社に行くように、週末の2人はいつの間にか日常のパターンに組み込まれています。慣れ、というか、なくなると耐えられない。もう、他の男性と付き合いたい、という欲はなくなりました」
どれだけ小さなルールでも、それを持続していくことが大切。継続は力なり、ということなのでしょうか?まだまだほかの女性たちからも意見を募り、長く付き合う秘訣を模索します! 続く!

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同棲中のB子さん、付き合いと別れを繰り返したC子さん。2人の意見から、長く付き合う秘訣が徐々に見えてきました!

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友人の紹介で出会い、すぐに交際が始まったB子さん(31歳)。現在、同棲1年目で付き合い歴は8年。同棲してからは、大変なこともあったとのこと。
「同棲を始めた当初は、彼の束縛に疲れて心移りをしそうになり別れも考えました。でも、生活上ふとしたことでツーカーな関係であることを感じたり、心を許している自分に気づいたりするたび、やっぱりこの人しかいないという思いが強まって。結局は別れを踏みとどまりました。心移りしかけた相手に対しては、所詮目先の魅力でしかないような気がしたので。そういうことを考えているうちに本当に自分が大切にしたい人は誰なのか、おのずと分かるようになりましたね。そして彼も、私の変化に気づいてか、以前より信じてくれるようになりましたよ」
束縛に疲れるも、大切な人は目の前の人。そう気付かせてくれる相手に出会ったことこそ、宝物です。8年の間、何か心がけたことはあったのでしょうか。
「相手を許すこと、です」
なるほど、まるで哲学書のようで奥が深いです。今思えば、私がこれまで破局した原因のほとんどが「相手を許せなかった」ことに尽きると思います。喧嘩の原因もそうですね。
「長く付き合うということは、一緒に未来をつくっていくこと。問題が生じたらひとつひとつクリアしていき、また、楽しい時間も共有していく。その積み重ねが信頼、安心に繋がり、充実したものになっていくのだと思います」


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一方、付き合い歴7年目に突入したC子さん(33歳)は、ちょっと異色のパターンです。
「付き合ったり、別れたり、の繰り返し。でも、別れていた時期も会っていたので、一応、7年目ということになります。今は、彼氏と彼女、という関係に落ち着いています」
どうして同じ男性と付き合いを繰り返したのでしょう?
「別れ話が出て、2~3日は連絡をとらないのだけど、どちらかが電話をして会ってデートをして・・・といつの間にかまた付き合っている感じ。今はもう、『どうせまた戻るから別れ話はしない』と、喧嘩をしても2人で笑い話になってしまいます(笑い)」
結局、2人は離れられない運命ということ?
「居心地の良さを求めたとき、どうしても彼しか考えられない。彼の癖や趣味、いつも見るテレビ番組、トイレのパターンまで、他の男性といても、ついつい彼を基準にしてしまうんです。そのことに気がついたとき、やっぱり彼が好き!と思います」
何度も別れを乗り越えた2人ですが、長く続く秘訣はあったのでしょうか。
「少し先の約束はするけど、ずっと先の約束はしないこと。これは、私たちがしょっちゅう別れていたからなんだけど、何ヶ月も先の約束なんてどうなるか分からないし、状況が変わって約束を守れないことになったら、それがまた喧嘩の原因になるじゃないですか。だから、今夜は何を食べよう、とか、来週の週末はこの映画を見よう、とか、近くの約束だけするようにしています」
将来ばかりを語るのではなく、目先の小さな約束から守り、2人の時間を築いていく―。これも大切なこと
ですね。

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6年の交際ののち結婚をしたD夫妻、それぞれに意見を聞いてみました。男の目線と女の言い分、それぞれの違いがありつつ、結局、互いの結論は一緒という興味深い結果になりました。

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友人の紹介で出会い、すぐに交際が始まったD子さん(32歳)。現在、結婚1年目で付き合い歴は6年。
結婚まで行き着いたお2人ですが、喧嘩もあったのでは?
「付き合いはじめのころは、相手の思いやりや気配りのなさによくキレて、会えばケンカで、もうイヤになったこともありました。それから、ケンカしたときに、私が謝っても相手は絶対に謝らない。私はどっちが悪くてもお互い謝って終わりにしたいタイプ。だから相手が謝るまでしつこく食い下がってましたが、相手は意地になるし、悪循環。「自分は悪くない」と思ったらこっちも絶対に謝らないようにしたことで、ストレスが減りました。あとは、時間を重ねることで徐々に相手を理解できるようになって、ケンカはほとんどなくなったりました」
最初からうまくいくカップルはいないもの。長く付き合うことで、うまくピンチを逃げることができるようになったのでしょう。結婚した今でも心がけていることはありますか?
「自分のペースを守る!相手のために無理して何かをしても、絶対に何も帰ってこない!それでイライラしても逆ギレされるから、自分がしたくないものはしない!」
自分の意思を大切にすることも、秘訣のひとつですね。無理をして相手に合わせていては、ストレスばかりです。
「結婚して一緒に暮らしていますが、結婚前と変わらず自由です。もともと私は1人の時間が大好きなので、1人で好き勝手やれる時間がないと困ります。マンガ読んだり、フィギュア作ったり、妄想してたり…。お互いそういう人間だったので良かったです。プラス、2人でいるととっても楽しいので、長く続いてるんだと思います。よく相手のギャグを思い出しては1人でニヤけてますから」

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さて、今度はD子さんの夫、D男さん(33歳)の登場です。彼に同じ質問を投げてみました。喧嘩になったことはありましたか?
「付き合って2年目のころに、一緒に住むか住まないかで喧嘩っぽくなって。俺はべつに一緒に住まなくてもいいかな、と。一緒に住んでしまうと結婚するということになるし、そこまで覚悟がなかった。両方とも結婚とかそういう心の準備なくて、付き合ってる意味あるのか?という気持ちになったんだけど、そのうち、一緒に住み=結婚じゃなくていいかな、と。結局、住んでみっか!と思って同棲しました」
長く付き合うために心がけたことは?
「相手に干渉しないことが一番。結婚した今でも部屋が別々だったり、お互いに依存しすぎないようにしたり。あとはヤキモチがないことかな。「こんなに焼きもちなくていいのか、少しはやいたほうがいいのか?」と、2人で話題になるぐらい、お互いに自立してます。もちろん、相手の趣味、思考を自由に容認しておくことも大切」
相手の自由を認められるのも信頼があるからこそ。信頼関係は、カップルに限らず、一番大切なことですね!どうして今の奥さんと長く続いたと思いますか?
「似てるな、と思うことが多いですね。例えば、お菓子の新商品が発売されたから喜んで山ほど買って帰宅してみたら、彼女も大量に買ってたり。仕事で気分が落ちていて、「子猫が生まれたとか、子犬が産まれたとか、そういう可愛いニュースが聞きたいなぁ」という気分のときに奥さんからメールがきて、「植えていたニンジンの芽が生えた!」という報告があって嬉しくなったり。そういう、コール&レスポンスのタイミングが合うのは、いいことだと思う」

D子さんは、付き合いたてのころの喧嘩を話してくれて、D男さんは同棲のタイミングの喧嘩を話題に。若干、喧嘩に対する認識が違うのは、男女の違いのせいでしょうか。女性は日々の小さなことを良く覚えていますから。ただ、2人とも、結局は自分のペースを大切にすること、互いに自立すること、など、個々の性格を容認し合える関係だからこそ、長く続いたということが分かります。

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最後は歴11年のE子さんの意見を紹介。長く付き合った女性は、余裕が見えて素敵。思わず憧れます。もう、恋愛であたふたするのはヤメたい!1人の男に落ち着きたい!そう思った人に、インタビュウで見えてきた長く付き合うための3か条を提案します。

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友人歴1年、交際6年を経て結婚4年目のE子さん(31歳)。初対面から11年が経過したE子さんが語る、長く付き合うための秘訣とは?
「女も男も関係なく、彼以外の人とも普通に遊んでいました。彼にべったりって感じではなく、お互い自由に。私は21歳から付き合っているし、「彼以外の人も見とかないと!」という思いもあったので、彼に報告しつつ、ほかの男性とご飯は食べに行くことがありましたね。ただ、1日の終わりは必ず電話をして、お互いの出来事を報告し合っていました。そうすると、今日ご飯を食べたあの男子より、やっぱり、彼のほうが気が合うなぁーっと、確認できたんです」
毎日の電話で、彼の良さを確認できるなんて、幸せなことです。でも、11年も一緒にいると、飽きたりしないのでしょうか?彼と一緒にいて良かったことは何でしょう?
「なんでも知っているから楽。これに尽きますね。あとは、共通の想い出が多いから、テレビを見ていても、町を歩いていても、自然に会話が弾みます」
どうして2人は長く続いたのでしょう?
「お互いに、干渉しすぎず、自分は自分で楽しみを持っていたからかなぁ。趣味は、共通のものもあったけど、興味ない趣味にはお互い付き合わず」
やはり、D夫妻と同じく、干渉しすぎない距離感を大切にしていたようです。

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これまで、A子さん、B子さん、C子さん、D夫妻、E子さん、と、付き合い歴の長い人たちにインタビュウしてきて分かったのが、皆、一様にドライな印象を受けるということ。過剰なノロケもひどい愚痴も出ず、ごく自然な受け答え。この姿勢こそ、長く付き合った人だけができる余裕にも見えます。
1人の人と長く付き合うということは、その人を深く、深く、知るということ。その人の深い部分まで知ることや、自分の深い部分を知られてしまうことは、ある意味、怖いことでもあるけれど、本当の関係性を築くためには必要不可欠。
確かに、たくさんの男性と恋愛して、経験値を上げたい時期もあるでしょう。しかし、恋愛であたふたしたり一喜一憂するのはウンザリ。やっぱり余裕で構えたい!って思うのならば、いい加減、1人の男性に落ち着く努力をしてみませんか?そして、余裕のある女を目指しましょう!

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取材・文/生田ユリ(最長の付き合い歴2年)

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