大谷先生は、介護や受験、ビジネスなど、様々な分野で「アミノ酸」の有用性を研究。特にスポーツの分野では、日本オリンピック委員会(JOC)情報・医・科学専門委員会・都会員、日本障がい者スポーツ協会(JPC)パラリンピック陸上協会員も歴任。研究だけでなく実践で役立つアミノ酸を開発してきました。「介護されない人生」「アミノエビデンス」など多数の書籍を執筆し、テレビや雑誌等でも取り上げられています。

カラダに不可欠なタンパク質を構成しているのは、
わずか20種類のアミノ酸。
筋肉、爪、肌、髪の毛、血液、臓器などはアミノ酸で作られています。
その「アミノ酸」が不足すると、
健康な日常生活を送ることが難しくなる可能性が…。
実は現代人はタンパク質が不足しがち!
この20年間で、1日のタンパク質摂取量が10g以上も減少しているのです。

「アミノ酸」の中でも体力系、アクティブ系といわれるのが「BCAA」。
バリン、ロイシン、イソロイシンの3種類をまとめた総称で、いずれも筋肉のタンパク質に多く含まれるアミノ酸。スポーツシーンでの摂取は常識とされるアミノ酸ですが、最近はスポーツのみならず日々の元気にも必要不可欠といわれています。
ただしBCAAは体内では作り出せないため、食事などから摂取しなければなりません。

現代人はタンパク質だけでなく野菜も不足!
1日の目標摂取量350gに対し、
40歳代の摂取量はわずか245g。
約30%も足りていません!
だからこそ食物繊維、ポリフェノール、カテキン、ファイトケミカル(緑のパワー)の補充が必要なのです。

カラダにとって必要なアミノ酸は食事で補うことが大切。
でもどの種類のアミノ酸がどれくらいの量含まれているかは食品によってまちまち。
例えばBCAAはマグロ、豚肉、卵、牛乳に多く含まれますが、それらを大量に摂取すると脂質やカロリーの摂りすぎが心配。
また栄養素は足らないものがあると、せっかく摂取した栄養素が無駄になってしまう場合も。
つまりアミノ酸も野菜もバランスよく摂取する必要があるのです。