Love&Sex
9.282014
愛されるためのメール術 愛される女の心意気 オトコ心を理解して愛されポイントを探れ!
メールを制する者が恋愛を制する―。簡単だからこそ極めておきたいメール術を学ぼう。
まずメールについて30名の男性に以下の質問を投げかけた。
みなさまは上記5つのうち、どれが一番人気かお分かりだろうか。ご自身がいつも送っているメールを思い返しながら、結果を見て頂きたい。
一番人気のC、「絵文字が2~3個ポイントで使われている」に票を投じた理由を挙げてもらった。
*「あまりキャピキャピしすぎるとドキッとしないが、少し絵文字を使う程度の遊び心が
あれば、遠慮している感じがして逆にドキッとする」
*「2~3個の絵文字は読みやすいし可愛いと思える。絵文字だらけのメールは開いた
瞬間うんざりする。女の子は絵文字が好きみたいだけど、僕自身は全然楽しくない」
*「適度にハートが使われている場合のみOK」
*「私生活もごちゃごちゃな感じがしなさそう」
メールの文面から私生活まで想像するとは、男性の洞察力はあなどれない。印象の良いメール作りを心がけたいものだ。また、Bの「絵文字と文字が約半分」の理由は以下。
*「絵文字は気持ちのバロメーターともいうじゃないですか。でも文章もちゃんと入れてる
ってのは、僕のことを考えてくれてるんだなあ、と勝手に思ってしまうから」
*「意味が分かる程度に絵文字が入っていると、ほのぼのした気持ちになる」
*「なんか、可愛い」
Dの場合、オトコ心を手のひらで転がすことができるのか。ドキドキさせたいときはDパターンで攻めてみよう。
AとEには1票も入らなかったことを考えると、絵文字だらけも絵文字ゼロも不人気だということが判明。
絵文字の過多使用については、「うんざり」という意見が飛び出すほどなので、今後、タブーとするべし。絵文字をたくさん使ってはしゃぐと痛い目に合いそうだ。
とはいえ、「絵文字がひとつもないのは冷たい感じがする。社交辞令っぽい」という意見もあるので、愛想を良くするためにも少々の絵文字は使用しておくべき。
ここで分かったのは、「ポイントで絵文字使い」メールこそがオトコ心をくすぐるということ。とっておきのお気に入り絵文字を2~3個決め、さっそく彼に送ってみてはいかがだろうか。
次に、「1回目のデート終了後、こんなメールをもらったらキュンとくる!」というメール文面を作ってもらった。男性目線のメールを具体的に解読してみよう。
まず、内容として多かったのは、「次回のデートを具体的に提示する系」メール。
そもそも2回目のお誘いは男性からしてもらいたい・・・という女心もあるのだが、どうやら男性も女性からお誘いをかけてもらいたいようだ。1回目のデート後はナイーブになっているということだろうか?
また、「家につきました。今日はありがとね。また飲みに行こハートおやすみ~」、「今日は楽しかったよー★また連れてってねハートハートハート」 など、上記ほど具体的ではないものの、同じく「次回のデートを示唆する系」メールも多かった。
ほか、「もう少し遊んでいたかったなぁw」、「今日は楽しかったよ!!!もっともっと○○くんと遊びたいな(*^ ^*)ハート」など、「ちょっぴり甘えん坊系」メールも少数ながら根強い人気。もっと一緒にいたい、という甘えん坊な言葉を、「w」や顔文字などの文字でちょっと軽く演出しているのが特徴。冗談っぽく書いてみるのがオトコ心をつかむコツなのだろう。
男性からのアドバイスのひとつとして、「男性の名前を入れる」ことも重要だとか。タイトルについては空欄やRE:はNGとのこと。タイトルは各自工夫して、サボらないように心がけよう。
これらの結果をふまえ、愛される女のためのメール法則が誕生した。
感情バランスとシチュエーションで愛され女のコツをオトコ目線で探る。
ここでは、喜怒哀楽&無の5つつのパターンから、愛される女になるための感情バランスをデータ分析するために、男性が好きな女性の喜怒哀楽をアンケート回収してみた。
結果は以下。
Aの「喜ぶ」を選択した理由には、「笑顔が素敵な子が好き」、「笑顔が一番美しい」など。Dの「楽しい」も同じく、「楽しんでいる様子を見ていると嬉しい」、「楽しいのが好き!」などが挙がった。Bの「怒る」に関しては「スネられると好かれているように感じる」、「怒るってことは逆に興味があるってことかな」という理由。少数ながらCの「哀しい」には、「女の涙には弱いです」と感想が。
これを1回のデートに置き換えてみよう。デート中、「美味しい!」「楽しい!」「可愛い!」「すごい!」と、喜びと楽しさを26回表現し、「いま、他の子見てたでしょっ」、「もう帰る!」など、スネたり怒ったりする表情を3回ほど見せる。さらに、映画、喧嘩など、どこかで涙を見せるチャンスを1回作る。このバランスを保てば、どの男性にも通じる愛され女に近づけるのではないだろうか。どちらにせよ、表情豊かな女性は魅力的なもの。喜び一辺倒にならないよう、メリハリをつけて自分を表現することが大切なのだろう。ここで、感情バランスの結果を報告しよう。
愛され女の感情バランス
笑顔をベースに喜び上手になる。怒りのエッセンスを少々加え、涙のスパイスをひとつまみ。涙の使いすぎには要注意。
「普段は何気なく接している女性(友達や同僚など)に対して、ドキッとくる瞬間のシチュエーションを教えてください!」という質問に関しては、さまざまな意見が集まった。
さっそく、男性の意見を見てみよう。
* 「落ち込んだ様子で彼氏の悩み事を相談され、俺が慰めたら『ありがと!がんばってみる!』と笑顔で言われるとき。そんな笑顔を見ていると、なんとなくその彼氏に渡したくなくなる。見たこともない彼氏をライバル視してしまう」
* 「休みの日とかに居酒屋とかで皆でフツーに飲んでるときに何気なく2人の会話になり、その娘の彼氏との悩み相談をされたとき」
* 「2人以外、誰も居ないタイミングで弱音相談を受けた時。仕事や恋愛の相談」
* 「『聞いてくれる?』という言葉で会話が始まるとき。だいたいが相談ごとなので、女の子の本音が分かるしドキッとします。相談されると頼られているような気がして嬉しいです」
* 「夜、飲み会の席で、その子が僕の話を、目を若干うるませて見つめながら聞いているとき」
* 「ふたりっきりの空間にいるときに女性から見つめられたとき」
* 「目が合ってそらされて、次にまた目が合うとき。しかも笑顔だったら、すごくドキドキします」
* 「俺の話を一生懸命聞いてくれて、相槌をうってくれている姿はたまらない」
ほかの意見も紹介しよう。
* 「冬場に黒のストッキングの女性が横を通り過ぎていく」
かなりコアな意見ではあるが、足元など細かいところも見ているのが男性。気を抜かず頑張ろう。
* 「普段は特に電話もせず、仕事の話程度しかしない同僚や仕事関係の女性から休日に突然電話があったとき。好意のあるなし、いい話悪い話は別として、仕事関係の女性からプライベートな時間に連絡があると、ドキッとする」
これは女性側でも言えることではないだろうか。プライベートな時間に普段は電話のない同僚から着信があると、ドキッとしてしまう。
* 「仕事時のきりっとした感じの対応。19時に仕事が終了し、その後『どうする?ごはんいく?』みたいな瞬間」
* 「さっきまで女性同士で喋っていたのに、僕と話すときだけ恥ずかしそうにされたとき」
これはギャップが魅力の例。ギャップばかりを狙っても難しい人、という印象を与えてしまうので、ギャップはピンポイント使いを心がけよう。
これらの結果をふまえ、愛される女のためのシチューエーション法則がここに誕生した。
講義はいよいよ気になるベッド術に突入。愛され女になるための営みを勉強しよう。
30名に対して、「セックス中にドキッとする仕草はありますか?」という問いかけをすると、各自がユニークな意見を寄せてくれた。
* 「途中で手を握られると、愛されている感じがして燃える」
「手を握る」は、ほか2名も回答。手を握るぐらいの仕草ならいつでも実行できるだろう。
* 「やっぱり声。聴覚もセックスを盛り上げる」
声に関してはそれぞれ大小あるものの、やはり「ここぞ!」というときには声で盛り上げていこう。ほか、「あえぎ声」「気持ち良さそうな声」という回答もあり。
* 「眉間にシワ」
外国人が日本のAVビデオを見たとき、「なんで女性が苦しそうなんだ」と不思議に思ったのだとか。ほどほどに眉間のシワを作ることが出来るよう、鏡で練習する必要があるかも。
* 「普段見せない表情を見たとき」
眉間のシワと同じく表情系。自分で分からないだけにどうしていいのか分からないが、極めるためにはビデオ撮影をしてみるべきか。ほか、「紅潮」、「口が少し開いている状態」、「上目使い」など表情ネタは多数。
* 「普通の会話が一瞬、入るとき」
ここにグッとくる男性がいるのが意外だったが、たまに使う手として実行してみるか?
* 「もっとして欲しい、と遠慮がちに言われるとき。なんか可愛くってキュンときます」
これはキュート。キーワードとしては“遠慮がち”。このような“エロ奥ゆかしさ”をとときどき使ってみよう。
さて、男性にとってセックスで重要視するのは、表情、声などの視覚的・聴覚的なことということが分かる。自分では分からない表情、声だけに、何を手本にすればいいのか困ってしまうが、結局は、自分をプロデュースすることが大切。すべて本能のまま突っ走る前に、「こんなセックスを目指す」という目標を決め、上記の男性目線を意識しつつ、セルフ・プロデュース・セックスを心がけよう。
一方、「セックス中、これだけはタブー」も聞いてみた。
* 「終わるとやたら冷静」
* 「ふと彼女の顔を見たらテレビを観ていた」
* 「あくび・げっぷ」
* 「マジパンチ」
* 「ギャグはNG。一気に冷める」
* 「電話が鳴ったらすぐにとる」
基本中の基本タブーが数多く寄せられた。これらは男女限らずやっては駄目な行為だろう。こんなことをしていては、愛され女が遠くなる!
* 「新しい体位を試したらセックスを中断して一晩中、浮気を疑われた」
*「彼女がいきなりレベルアップしていた。浮気を問うたら、認められた」
マンネリ回避のため、相手のため、を思ってやった行為が悲しい結果に……。突然の変化もほどほどにしておこう。
* 「中に出していいよ、と言われたとき」
これは男性目線ならではのタブー。女性はよかれ、と思って言った言葉なのかもしれないが、罠だと思われても仕方ない。
* 「いやよいやよも…ぐらいの嫌がり方なら可愛いけど、本気で親が子供を叱るような言い方で拒否されると、しばらくする気にならない」
気まぐれな女性としては、したくないときもある!と主張したいけど、どうやら、セックスを断ることは男性のメンタル部分を攻撃するようだ。意外とナイーブなオトコ心を刺激しないよう、断り上手になることも愛され女の必須条件だ。数人の男性に上手な断り方を聞いてみた。
* 「『エッチすぎ』って笑いながら断られるなら角が立たないのでは?」
* 「今日はだめ、今度はたくさんしよう、と、嫌がってはいない感じで断ってほしい」
* 「子守唄でかわされたことがあったけど、別に気は悪くならなかった」
これらを聞くと、若干、愛嬌のある断り方のほうがベターの様子。女は愛嬌。断るときこそ、愛嬌を存分に使おう。
さて、愛される女になるための講義もいよいよ最終回。総集編としてこれまでのまとめレポートを提出する。
そもそも、愛される女とはどういう女性のことか、男性30名に聞いた。多く寄せられたのは癒し系。
* 「一緒にいて安心する人」
* 「愛嬌があってやさしい娘」
* 「結婚したくなるような人=愛される女だと思う」
* 「無言のままでもずっと一緒にいたいような子」
* 「家で出迎えてくれたとき、笑顔ひとつで癒してくれる人」
やはり癒し系は強し。また、ギャップ系も根強い人気を誇る。
* 「たまに可愛くなる人」
* 「こんな一面があるとは!と驚かせてくれる人」
* 「仕事がバリバリできるのに、お酒を呑むとクタッとなってるような女性」
* 「普段はにぎやかなことが好きで遊んでるけど、実は寂しがりやで、自分に弱みを見せてくれる子がいい」
* 「みんなといるときはさりげないのに、2人きりになると甘えてくるような、いわゆるツンデレに弱い」
愛される女の武器として、ギャップは手に入れておきたいところ。ほか、守ってあげたい系にも票が入った。
* 「守ってやりたくなるようなやつ」
* 「上司に怒られてシュンとしている女性。俺がなんとかせねば!と思ってしまう」
* 「一生懸命だけど・・・どことなく”空廻っている”ような動物的な女性」
* 「誰も見てなくても必死で仕事する女性」
癒し系とギャップ系と守ってあげたい系。この3つのうち、自分のキャラクターに一番近いもの、できそうなこと、そこを伸ばしていけば愛される女に近づくことができるだろう。また少数派として以下の意見も寄せられた。
* 「外見がかわいい女性」
* 「いつも元気で笑っている、さっぱりして裏表のない女性」
* 「いざというときに頼りになる人」
* 「同性や親から愛される女性」
* 「時間を守る人」
* 「いつも僕のことを考えてくれる女性」
* 「自我を出さずに男をコントロールできる女性」
ここまで、メール術、シチュエーション術、ベッド術を通じて、オトコ心を学んできた。
まずはメールで、次回を示唆し相手に期待をもたせること。そして、2人きりで目をみつめ相談すること。ベッドインしたときは、高ぶりだけで突っ走らず、男目線を意識しつつ自分を演出すること。そして、守ってあげたい系、ギャップ系、癒し系のいずれかで攻めれば、愛され女の完成。
これを、30名男性のアンケートから導いたひとつのテスト・ケースとして参考にしつつ、愛される女を目指して精進しよう!
文:生田ユリ
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