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女性ホルモンの分泌量と女のカラダ 年代別カラダの変化とSEX

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一生キレイでいるためには、まずは自分のカラダがどのように変化していくのかを知ることが大前提。そこで、生涯を通じてターニングポイントがどこにあるのか、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量と肌の美しさから見てみましょう。

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 妊娠・出産準備や骨を丈夫にする働きがあるほか、肌や髪の毛を美しくしたり、女性らしい体型にするなどの作用もあるのが、女性ホルモン(エストロゲン)。オンナの美しさのカギは、どうやらこのエストロゲンにありそう。つまり、ホルモン分泌量の曲線は、卵巣機能や体型、髪の美しさなど、オンナっぷりを示す曲線と同じと考えて良さそうです(下図)。
 一方、子どもの頃に水分をたっぷり含み、弾力のあるぷるぷるだった肌は、25歳頃から少しずつ老化していき、35歳頃、45歳頃にグンと老化が進みます。  皮脂の分泌は、思春期から20歳ころにかけて高まり、あとは少しずつ減少していきますが、同時に角質層の水分も減少。また、皮ふの弾力を保つ真皮のコラーゲンが減少して、シワやタルミが出始めるのが40代。この頃になると、若い頃には4週間程度で生まれ変わっていた肌の細胞も、ターンオーバーに6週間くらいかかるようになり、シミができやすくなります。そして、エストロゲンの分泌がなくなってしまう閉経後は、顔だけでなく体全体に潤いがなくなり、乾燥してかゆくなったりすることも。
 これらからわかるように、オンナのカラダには数々のターニングポイントが待ち構えています。そこで、そのときどきをどのように過ごすかが、その後の美しさにつながるというワケです。

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今回、WJでは、10代後半から50代までを3つのライフステージに分けて、それぞれの時期にどんなケアをすれば最適なのかを探ってみました。初潮から20代前半までは、少しずつ女性としてのカラダの機能が整っていく「ピカピカ青春期」。続いて、オンナとして最も光り輝く、20代後半から40代前半までの「キラキラ女ざかり期」。そして、40代半ばぐらいからは、妊娠・出産などの機能は衰えるけれど、新たな人生のステージに向かうための「ハツラツ充実期」。それぞれのライフステージを、ベストなケアとコンディションで過ごしていけば、さらに輝いて次のステージにいけるハズ。さあ、いくつになってもきれいな“一生美人”を目指しましょう!

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少しずつ子宮や卵巣が成長し、女性ホルモンの分泌が安定するまでの「ピカピカ青春期」は、初潮を迎える10代前半から20代半ば頃まで。この年代の大切なチェックポイントは?

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 女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が少しずつ始まるのが、7歳ころ。多くは13歳前後で初潮を迎えますが、20歳頃までの数年間は、エストロゲンの分泌は不安定なまま。そのため、生理不順だったり排卵がないことも多く、自律神経のバランスもくずれやすい状態です。その後、少しずつエストロゲンの分泌が増えるとともに、妊娠や出産に備えて卵巣と子宮も成長していきます。
 生理痛に悩む人も少なくありませんが、この年代の痛みは、子宮がまだ小さく、成長していないために起きるケースがほとんど。子宮が大きくなってくれば、自然と治ります。生理痛対策としては、鎮痛剤の服用のほか、最近では低用量ピルをうまく使う人も増えています。
 一方この年代の肌は、保湿成分を含んだヒアルロン酸もたっぷりでぷるぷる。シミの元になる過酸化脂質もほとんどありません。ただ、まだホルモンバランンスが不安定なので、20歳頃までは皮脂の分泌も多く、ニキビのできやすい状態に。その後皮脂の分泌は落ち着いて肌が一番美しいときを迎えますが、早くも25歳頃には少しずつ老化が始まる、第一のお肌の曲がり角が待ち受けています。

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 10代から20代前半は、エストロゲンの分泌や生理周期などが少しずつ安定してくる大切な時期。まだまだ不安定なので、過激なダイエットや激しすぎる運動をすると、生理が止まってしまうこともあります。それを放っておくと、将来の妊娠、出産が難しくなるケースもあるので気をつけて。
 また最近では、性経験の低年齢化に伴って、知らぬ間にSTD(性感染症)に感染していたというケースも増加中。正しい知識をもって、自分のカラダは自分で守るようにしたいものです。

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 この年代の女性は、食生活に無頓着だったり、間違った食べ方をしている人も多いようです。野菜をよく食べているといっても身体を冷やす生野菜や野菜ジュースばかりだったり、主食の替わりに菓子パンや甘い物を食べていたり。緑黄色野菜や根菜類も積極的に摂り、朝食もきちんと食べるようにしましょう。また、骨格をつくる大切な時期でもあるので、将来、骨粗しょう症に悩むことのないよう、カルシウムもしっかり摂って。
 何か1つのものばかりを食べる偏ったダイエットや、食事の回数・量を極端に減らすダイエットは、カラダの老化を早めることになるのでNGです。

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ニキビができやすいことを除けば、シワはもちろん、シミやくすみ知らず。女の一生で一番素肌が美しいのがこの年代です。ニキビ対策としては、とにかくしっかり洗うこと。特にTゾーンは念入りに。洗顔後は、たっぷりの化粧水と美容液程度で十分でしょう。油分の入った乳液やクリームは必要ありません。
 でも、25歳近くになると、肌の水分やコラーゲンなどの保湿成分が減り始めます。いつまでも美しいと過信せず、メーク落としや洗顔をしっかりとして、自分の肌質にあった化粧品を選ぶことが大切です。

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 大学受験などに合わせて低用量ピルを飲み始める人も増えていて、若い人の意識も変わってきました。「妊娠、出産はまだ先だから関係な~い」と思わずに、生理や自分のカラダについて知り、早いうちから自分の健康管理をしっかりしてほしいですね。

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20代半ばから40代前半までは、「キラキラ女ざかり期」。女性ホルモンの分泌や働きが安定し、肌や髪もツヤツヤ、女性として最も美しい時期といわれています。今回は、この年代のチェックポイントを見てみましょう。

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 エストロゲンの分泌がピークに達し、肌も髪も美しいのがこの時期。子宮と卵巣は最も成長し、性欲も高まって、おりものが増えてきます。特に20代半ばから30代ぐらいまでは妊娠・出産に最適な時期ですが、仕事が忙しくなるなど、社会的な責任も大きくなり、さまざまなストレスの影響を受けるように。
 そのため、生理痛やPMS(月経前症候群)、排卵痛などの症状が強くなる人も増えてきます。この時期の生理痛は、陣痛を起こすためのホルモンの分泌が多い場合や冷え、また子宮筋腫や子宮内膜症などの病気が原因のことも。
 この時期の肌は、既に衰え始めているので、不摂生な生活やオフィスでの乾燥、ストレスなどによるダメージを受けがち。小ジワが気になりだし、季節によって肌の調子が変わってくるのもこの頃です。

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 この年代で最も気をつけたいのは、過度のストレス。仕事では責任ある業務をまかされるようになり、結婚や出産の選択など、人生の大きなターニングポイントとなる場面も様々に出てくるはず。
 そんな中、あまり無理をしてがんばり過ぎたり、不規則な生活を続けていると、生理の周期が乱れて妊娠しにくくなったり、若いのに更年期のような症状が出る「プレ更年期」になったりすることがあります。次に待ち受ける更年期に備えるためにも、ストレスケアを上手にしたいもの。
 また、子宮内膜症や子宮筋腫などの婦人病や乳がんにかかる人も増えてくる年齢。定期的な婦人科検診は欠かさずに受けて、健康管理はしっかりと。さらに、この時期にカルシウムをしっかり摂っておくことが、更年期以降の骨粗しょう症の予防になります。

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 忙しくて、外食やコンビニ弁当などが多くなっていませんか? この時期になると、基礎代謝が低下し始めるので、油分の多い料理や甘いものの食べ過ぎ、不規則な食事などをしていると、若い頃より太りやすくなります。
 特に、ウエストのあたりや下腹部、上半身に肉がつき始める年齢なので、部分的な引き締め運動を心がけるなど、スタイル維持にも気をつかって。40代に入ると、代謝が悪くなり、ダイエットの効果が出にくくなるので、代謝をよくするためにも筋力アップを心がけて。

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 女性ホルモンの分泌が大きく変動する、妊娠・出産。妊娠中は、皮ふが色素沈着を起こしたり、シミができやすくなるので、紫外線対策はしっかりと。さらに、皮下脂肪も増えて、全体的に肉がつくので、体重管理には気をつけたいもの。出産後は、ゆるんだカラダや骨盤を引き締めるために、産褥体操や体型リフォームなどをきちんと続けることを心がけましょう。
 対して、「いずれは出産を考えているけど、今はまだ…」という人は、望んだ時にすぐ妊娠できるよう、自分のカラダをきちんと管理することが大切。生理はきちんときていますか? また、子宮筋腫や子宮内膜症など不妊の原因となる病気がないか、定期的な検診を受けましょう。
 30代後半になると、卵巣機能が確実に低下してくるので、妊娠の確率も減ってきます。もちろん40代に入って出産することも可能ですが、なかなか妊娠しない場合は、早めに不妊治療に踏み切った方がいいかも。

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エストロゲンの分泌がピークを迎える時期なので、キラキラ期の肌は全般的には安定していますが、既にヒアルロン酸は10代後半の半分程度。過酸化脂質も増え始めるので、寝不足や不規則な生活が続くと、以前に比べて「化粧のノリが悪い」「肌がカサつく」などの不調を感じるように。若い頃にもまして規則的な生活を心がけましょう。
 30代に入ると、シミ、ソバカス、目じりのシワ、くすみなどが気になりだします。特に、35歳は第二のお肌の曲がり角。急激に肌の老化が始まるので、化粧水や美容液でしっかりと保湿し、適度な水分を保つために乳液やクリームで油分も補うようにしましょう。40代に入ると、ますます乾燥しやすく、小ジワやタルミも出てくるので、保湿に加えて本格的なアンチエイジング対策が必要となります。

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仕事に遊びに恋愛にと、すべてに全力投球してしまうのがこの年代。ついつい休みもとらずにいると、気づかないうちに疲労が蓄積して、病気になったり、若年性の更年期になってしまうこともあります。オンとオフのメリハリをつけて、休むときは思いっきりだらけてもいいのではないかしら。

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40代半ばから50代前半にかけては、急速にエストロゲンの分泌が減り、卵巣の機能も低下。ホルモンバランスがくずれやすいこの年代、どんなことに気を付ければいいの?

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 37、8歳から卵巣の働きは徐々に衰え、エストロゲンの分泌も減り始めますが、45歳頃になるとエストロゲンの分泌が一気に減少。そこから50歳前後で閉経するまでが、いわゆる「更年期」です。
ホルモンバランスがくずれるため、生理の周期が短くなったり長くなったりと不順になるほか、自律神経のバランスもくずれて不眠や肩こり、ほてり、イライラ、不安など、さまざまな症状があらわれる人も。ただかなりの個人差があり、うつ状態になるほど落ち込む人がいる一方で、ほとんど症状のないまま更年期を終える人もいます。
 一方、肌については、水分保持力や肌の弾力を保つコラーゲン、さらに新陳代謝が衰えるために乾燥し、シミやシワ、たるみなどが起こりやすくなります。とはいえ、若い頃に比べて個人差があるのも事実。同じ年齢でも、それまで自分の肌にあった正しいお手入れをしてきたか、どの程度の紫外線を浴びてきたか、などの生活習慣の蓄積によって、シミやシワ、たるみなど皮ふの状態にもかなりの違いが出てきます。

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 仕事では責任のあるポストについたり、親の介護や子どもの進学、夫の単身赴任など、さまざまなストレスがふりかかる世代。疲れやストレスをためてしまうと、ますますホルモンや自律神経のバランスがくずれやすくなります。上手なストレス対策が、これらの不調を乗り越えるカギ。ほてりやのぼせ、イライラなどの症状がつらいときは、婦人科で相談してみて。ホルモン補充療法(HRT)や漢方療法など、方法はいろいろあります。
 また最近では、40代で妊娠中絶する人が増えているそう。ホルモンバランスの乱れから生理不順になるため、いつが妊娠しやすい時期なのかがわかりづらくなります。妊娠を望まない場合は、避妊対策はしっかりと。
 とはいえ、更年期を過ぎると、動脈硬化や骨粗しょう症などの心配も出てくる一方、精神的にも安定して知的好奇心が全開になり、様々なことに積極的に取り組めるようにもなります。上手に更年期を乗り切って、イキイキと新たなステージへ踏み出しましょう。

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 40代に入ると、バストやウエスト、ヒップなどのサイズが一段と大きくなり、下腹部が出て、内臓脂肪もたまりやすくなります。筋肉量も減るので、基礎代謝量が落ち、食事を少し減らすなどのダイエットでは効果なし。筋力トレーニングで基礎代謝量をあげることが、体型キープ&ダイエットのポイントです。
 食事は、高脂肪のものは避けて、バランスよく栄養を摂れる和食を中心にするといいでしょう。更年期が近づいてきたら、女性ホルモンに似た作用があるといわれるイソフラボンを含む大豆製品や納豆を積極的にとるのもオススメ。

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年齢を重ねるにつれて、徐々に全身が乾燥しやすくなってきます。洗うときはぬるま湯でやさしく、皮ふをゴシゴシこするのは×。保湿対策はもちろん、油分の補給もしっかりと。レチノイン酸やビタミンC配合、またピーリング作用のあるものなど、アンチエイジングをうたった化粧品を取り入れるのも効果的です。
 また、不規則な生活をしていると、すぐに肌にあらわれてしまうので、しっかりとした睡眠、バランスのよい食事、適度な運動で、カラダの中から美しさを引き出しましょう。

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更年期のつらい症状があれば、ホルモン補充療法や漢方療法など、さまざまなアンチエイジングの方法があるので、自分で選んでトライしてみましょう。今は、50代以降でも美しく、バリバリ仕事や趣味を楽しんでいる方が大勢いる時代。私自身も、仕事だけでなく、いろいろな趣味や友人との付き合いを通して、とても楽しい毎日を過ごしています。楽しい50代を目指して、更年期を前向きに乗り切りましょう。

取材・文/角田真美