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STD(性感染症)PART4-1 女性のこころとからだ事典

STD特集 Part1
1. 淋病
古くからある性病のひとつで、最近になってまた増加中。男性に比べて女性は症状が軽いので、気づかないこともあります。放っておくと不妊の原因にもなるので注意しましょう。

●淋病ってどんな病気?
淋菌という細菌が、直接粘膜に触れて感染します。ほとんどはセックスで感染しますが、キスやペッティングでうつることも。菌のついたタオルや便器などから感染することや、手に付いた菌から目に感染するケースもあります。感染すると2~10日で発症します。
●症状は?
最初は性器がかゆくなったり、はれてヒリヒリするほか、おりものが増えますが、症状が軽いので気づかないこともあります。菌が広がって膣炎や子宮頚管炎がひどくなると、黄色や緑白色の膿のようなおりものが増えてきます。尿道に菌が入ると、尿道炎を起こして排尿時に痛みが。放っておくと、淋菌が広がってさらに卵管炎や子宮内膜炎を起こし、不妊の原因になることもあります。感染したまま出産すると、赤ちゃんが淋菌性の結膜炎を起こして失明することもあるので、注意しましょう。

また、のどに感染するとのどの痛みやせきなど風邪に似た症状を起こし、目にうつると結膜炎を起こします。

男性の場合、尿道から膿が出て、炎症のために排尿時にとても痛むので、普通この段階で感染に気づきます。


●診断・治療は?
膣からの分泌物の培養検査と尿検査で診断します。抗生物質を飲めば、1週間から1ヶ月で治ります。完治するまでセックスは禁止です。
text/Mami Kakuta
illustration/Tomoe Sasaki