ライフスタイル
1.92017
究極のラグジュアリーリゾートで太古の森にふれる旅 屋久島 sankara
目の前には緑が広がり、眼下には美しい海を望み、そしてすぐ後ろには山が迫っている、日本とは思えないほどスケールが大きい絶景の中に、sankara hotel&spa屋久島はあります。 世界遺産の島「屋久島」。ここは静謐な空気が流れ、自然のありがたさを肌で感じる場所。そんな特別な島の中にある究極のリゾートで今回は極上スティを体験してきました。
1ヶ月に雨が35日降ると言われるくらい雨が多い屋久島で、到着した日は快晴のお天気でした。
屋久島は雨でも緑が映えて美しいと言われますが、晴れた時のサンカラからの景色は最高!
プール前のソファ。眼下に広がる太平洋を眺めながら、何もせずにただのんびり過ごす贅沢な時間。後ろを振り返ると、すぐに山が迫っているのがわかります。海と山がこれほど近くに見えるリゾートホテルはそうはお目にかかれません。
ここで美しい景色を堪能したあとは、楽しみにしていた「アジアハーブアソシエイション」のハーバルボールを使用したスパを体験。アジアハーブアソシエイションはタイでも人気の高級スパ。とても期待が高まります。
最大の特徴は、タイ伝統医学に基づくハーバルボールを用いたトリートメントで、これにタイ伝統古式ボディトリートメントや、ハーバルアロマオイルトリートメントなどを組み合わせています。
今回はハーバルボールとアロマオイルトリートメントの組み合わせを受けることにしました。
最初にハーバルオイルを使用したアロマトリートメントから行います。
背中や両脚、腕や方などを入念にトリートメント。このトリートメントで血流を良くすることにより、アロマオイルが毛穴から浸透し血流にのって全体に届きやすくなるそうです。こちらのオイルトリートメントも少しタイ古式を想像させるストレッチに近いような動きもあり、タイ伝承医学の「セン」という体に流れるエネルギーの経路を、刺激するようなトリートメントでした。優しくなでるというようなアロマトリートメントよりは、ツボを優しく刺激するようなトリートメントなので、凝りを感じていた私にはとても気持ちがいいアロマトリートメントでした。
このハーバルボールに使用されるハーブは、すべてオーガニックハーブを使用しており、手作りでタイの工房で作られています。ハーバルボールが蒸し器で蒸されると、お部屋中にハーブの優しい香りが広がります。
いよいよハーバルボールを使った施術が始まります。
ポカポカのハーバルボールを優しく肌に押しあてていくと、じんわりと暖かさが広がり心も体も穏やかに解されているような気分。暖かさとともにリラクゼーション効果の高いハーブの香りも一緒に訪れ、究極のリラックス状態になります。取材中ですが、睡魔と戦うのが大変でした。
最後はお顔のツボ押しで終了。安定したクッションベッドに身をゆだねて、午後の明るい時間にトリートメントと香りで癒される極楽スパ体験でした。取材中にこれだけ眠くなったスパも久しぶりです。施術後は体が長い間ポカポカしていました。今ごろは、18種類のハーブが私の体の中を巡っているんだろうと考えると、体の中からキレイになっている気がしました。
口福な時間を過ごした後は、ゆっくり施設を楽しみました。
日が暮れてくると、プールやガーデンがライトアップされムーディーな雰囲気に。昼とは違ったリゾート感を感じる景色。ここで夜風に吹かれながら、アルコールを飲みながらまったり過ごす、この上ない幸せな時間。
プール横にはライブラリも併設されています。ここで屋久島の本を読んだり、旅の本を読んだり・・・ 自分だけのサンカラでの過ごし方を楽しむ。夜が更けるまで存分に楽しみました。
この日は朝から屋久島観光に出かけました。 レンタカーで島を周ると4時間くらいかかります。西部林道では鹿が散歩していたり、猿が毛づくろいをしていたりと野生動物の姿を見ることができます。
最後の目的地である白谷雲水峡の入り口まで車で行き、そこからは歩いて山を登ります。 屋久島は雨が多い島なので、緑が豊かで苔も育ち易い環境だそうです。
1時間ほど歩くと、美しい木々と苔がきれいな場所へと到着。ここは苔むす森と名づけられた、もののけ姫の舞台になったといわれている場所です。ここに宮崎駿監督もスタッフの人を連れてきたのだとか。美しい緑の空間に引き込まれてしまいそうです。(こだまを発見できますか?^^)
マイナスイオンいっぱいの森の中で、心身ともにリフレッシュすることができました。今回は時間の関係で縄文杉に行くことはできませんでしたが、次回は縄文杉を目指そうと思います。
サンカラを出発する時に、スタッフの皆さんで見送っていただき、ご挨拶していただきました。サンカラのスタッフのサービスのよさは特筆すべきものでした。少し寒いなと思ったら、察してひざ掛けをすぐに持ってきてくれるなど、サービスでも一流ホテルのそれを感じました。
バトラーの方とお話したところ、世界の名だたる一流ホテルでの勤務を経てサンカラにいらしたそうです。今までお仕事されていた5つ星ホテルはすべてが、すでに作り上げられており、部屋数も多いので、そこまでお客様に向かうことができなかったそうですが、サンカラはこれから自分達が世界の5つ星ホテルにしていくんだという気持ちでお仕事をされているそうです。とてもやりがいを感じ、全29室のお客様にしっかり向き合うことができるとお話されていました。その皆さんの考え方が浸透していて、すばらしいサービスに繋がっているのだと実感しました。
ハードだけではなくソフト面も素晴らしい一流のホテルでした。
ウーマンジャパン ARISA
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