美容

肌のくすみ、解消してほしい。肌のくすみの原因は?くすみを解消して、女を磨く!

vol.1 肌のくすみって何? くすんで見える原因は?
まずは、くすみの実態と原因を押さえましょう。

森智恵子先生「肌がくすんでいる」ってどういうこと?
「医学的にくすみという概念はありませんが、肌の色が全体的にすぐれないことを皆さんくすみと感じているようです」と森先生。つまりくすみは、スキントーン(肌色)の問題。肌に色ムラができたり、化粧ノリが悪くなったり、肌が荒れたりすると、健康な肌が本来もっている明るさや透明感が失われます。それがくすみの正体というワケです。また、疲れていないのに他人から「疲れているね」と言われるのも、くすみの兆候のひとつなんだとか。
このように、肌色が冴えない状態がくすみなので、「シミやそばかす、目の下のクマといったパーツの悩みは、くすみとは別のものです」(森先生)
顔が服に負ける(キレイな色の服を着ても元気に見えないなど)
鮮やかな色のアイメイクが似合わなくなってきた
気がつくと、ベージュ系の口紅ばかり選んでいる
チークをつけても映えない
選ぶファンデーションの色が以前よりも濃くなった
両頬や目の下にぼんやりと薄く大きなシミのようなものがある
特に運動はしていない
冷えがつらいと感じる
血行不良や肝斑(かんぱん)、紫外線・・・。肌をくすませる原因はさまざま。
くすんでみえる主な原因は…
くすみの原因として大きいのは、[1]血行不良、[2]肝斑(かんぱん)、[3]紫外線。
肌をくすませる最大の原因である血行不良ですが、睡眠不足や運動不足を始めとする不規則な生活が大きく影響しています。特に、睡眠の質がカギ。良質な睡眠をとらないと疲れが抜けず、血液の流れも悪くなり、翌朝の血色の悪さ(くすみ)だけでなくむくみにもつながります。
また、肝斑ができることによって色ムラが目立つと、くすんだ肌に。「肝斑は、20代後半から50代の女性の肌に現れやすく、30代から増える肌の悩み。目の下や両頬に輪郭がはっきりしない薄汚れたようなシミが左右対称に広がることが多いです。体調も肌の調子もよいのにくすみを感じる人は肝斑の可能性も。肝斑ができるのは女性ホルモンの影響だけでなく、肌の乾燥や角質肥厚、血行不良、ストレスも関わっています」(森先生)。
そしてもちろん、紫外線の影響によっても肌はくすみます。紫外線を浴びてメラニンが増えると皮膚の色が濃くなり、くすんで見える原因に。特に日焼けをしやすいという人は、これからの季節注意が必要です。

やっぱり気になる目の下のクマ。どうすれば・・・?
疲れや老けを連想させる目の下のクマ。くすみとは別ものということがわかったけれど、やっぱり気になる! そこでその原因と対処法も森先生にお聞きしました。
「睡眠不足などによる青グマは、コンシーラーで隠したり、睡眠を充分とるなど生活を改善すれば解消しやすいもの。でも、たるみによる影グマは歳を重ねるにつれ誰でもできるから、気にしすぎないこと! 目元から老けるのは厳然たる事実なのです。ある程度受け入れて(笑)。たるみは肌表面レベルでは解決できないので、顔の表情筋を鍛えたり、血行をよくするなど、本来の健康な肌を少しでも生かすケアを心がけましょう。クマに負けないよう、笑顔や明るい表情も忘れないで!」

vol.2 日常生活でできるくすみ予防・対処法

血行をよくすることが顔色アップの秘訣!森智恵子先生血行不良によるくすみを改善するには、お風呂に入ったり運動して汗をかく機会を作るなど、日頃から血流をよくすることが先決。それによって冷えも解消されます。「毎日きちんと湯船につかることが基本です。体が温まり疲れが取れるだけでなく、血行がよくなってバラ色の肌に。肌も柔らかくなり化粧水の浸透がよくなるうえ、化粧ノリもアップしますよ。時間がないときは蒸しタオルで肌を温めるだけでもOK」(森先生)。
肩凝りもくすみに影響していることが多く、筋肉が張っていると血液の流れが悪くなり、顔色もくすんできます。仕事の合間でも、首筋をリンパの流れに沿ってさすったり、肩を回すなどできることをやってみて。さらに頭皮や顔の筋肉も意外と凝っているもの。頭皮マッサージや顔の表情筋を鍛えるエクササイズ、目の下のツボ押しもくすみ解消に効果的なんだとか。

くすんでみえる主な原因は…睡眠不足や乱れた食生活も、少しずつ見直そう。
肌は睡眠中に生まれ変わるので、睡眠不足だと肌がくすんだり、肌荒れや吹き出物も治りにくくなります。やはり美肌の鍵は、体内時計をリセットすること=早寝早起き! 「よく眠って朝自然に目が覚める生活リズムを作るようにしましょう。夜やりたいことを朝にまわすようにして、1日1時間でも早く寝るようにしてみて。朝の時間を活用して、ヨガやストレッチをするのも◎。ストレス解消にもなりますよ」(森先生)。
また、バランスのよい食生活も大切。インスタント食品の過剰摂取や外食続きは、くすみ以前に吹き出物や肌荒れといったトラブルの元にも。油分や糖分は控えめにする、添加物を避ける、できるだけナチュラルなものを食べるようにするなど、食事にも気を使って。しかも、夜型の生活を送っていると、食べる量が増えて胃に血液が集まり、体が睡眠モードにならないのだそう。夕食は腹八分目にして早めに眠るように心がけましょう。

表情が曇っていると、くすんだ印象を与えやすい! 常に笑顔を忘れないで。
疲れた印象や老けた感じを与えるのは、肌自体のくすみだけなく、その人の表情やメンタル面によるところも大きいと森先生。
「女性は、楽しいことがあったり好きなことをしていたりして充実していると、たとえ疲れていても自然と笑顔が増えて、イキイキとした印象を与えるもの。30代は仕事でもプライベートでも変化が多く、ストレスやさまざまな心の葛藤が起こりがちですが、くすんだ印象を与えないためには、前向きな気持ちで毎日を送ること、そして常に笑顔を忘れないことも大切ではないでしょうか」。

くすまない日常生活5か条

vol.3 スキンケアとメイクでくすみを撃退するには?

血行を促進するマッサージと古い角質を取り去る角質ケアで効果的にくすみを撃退!
くすみ撃退のスペシャルケアには、フェイシャルマッサージと角質ケア(ピーリング)が効果大。そこで、それぞれのポイントをご紹介します。
1)マッサージ
こするなどの物理的刺激は肌を傷めるので、必ずオイルやクリームをつけて肌の上をやさしくすべらせるようにマッサージを。顔の筋肉マッサージも、筋肉を動かすことで血流がよくなるので凝りがほぐれ、血色もアップ!
2)角質ケア
ゴワつきによるくすみを感じる場合には週に1回程度、角質ケアを取り入れて。「AHA(フルーツ酸)配合の石けんやピーリング美容液など、まずは1つのアイテムを試すところから始めましょう。一度にスキンケアの全アイテムを変えると、どれが肌に合わないかわからなくなります。また、いきなり顔で試すのではなく、最初は手の甲で試すなど肌に合うかを慎重に見極めるべきです」(森先生)。
角質を取りすぎるとバリア機能が弱まり、乾燥や肌荒れの原因になることもあるので、やりすぎは禁物です。

毎日のスキンケアは水分補給をしっかりと! メイクはあくまでナチュラルに。 乾燥もくすみの原因のひとつだから、日頃の保湿も抜かりなく。「化粧水でしっかり水分を補給し、乾燥していると感じるところにだけクリームをつけるなど、シンプルな保湿ケアで肌本来の力を引き出すことが美肌作りの基本」と森先生。また、紫外線対策も欠かせません。「うっかり日焼けしてしまったら、早めのケアが肝心。保湿を徹底し、美白作用のあるビタミンCを内外から補給しましょう。十分に睡眠を取って肌を早く回復させることも大切ですよ」。
メイクに関しては、「くすんでいるときこそナチュラルメイクを!」と森先生は力説。くすみを厚塗りで無理にカバーしようとすると余計にくすみが目立つので、ファンデーションは自分の肌に合うものを厳選するように、とも。
「くすんでいる日のポイントメイクは派手な色、明るい色を使わず、控えめな色で薄化粧を。華やかな色でごまかそうとすると、バランスが悪くまとまりのない顔に(笑)。その日は控えめメイクで乗りきり、よく眠って翌日に備えるのが賢明です」。

肝斑(かんぱん)への対処法も色々! 気になる人はクリニックで相談を。
肝斑(かんぱん)の対処法には、ビタミンCなどサプリメントの内服のほか、ピーリング、美白剤、イオン導入、レーザー治療などがありますが、レーザー使用には注意が必要だそう。
森先生がすすめるのは、「メラニンの生成を抑制して肝斑を改善する効果を認められている、『トラネキサム酸』の内服。肌色がキレイになります。ピンポイントケアには、肌の漂白剤と言われるほど強い美白作用をもつ『ハイドロキノン』と、ピーリング効果のある『トレチノイン(レチノイン酸)』塗布が効果的(※ハイドロキノンとトレチノインの併用が一般的)」。
3つとも市販品がありますが、クリニックで症状に合った薬を処方してもらうのが効率的。真剣に悩んでいる人はクリニックに足を運んでみては?

シロノクリニック
森先生が副院長を務める「シロノクリニック恵比寿」は、「メスを使わない治療」をコンセプトに、皮膚科・レーザー治療を始めとした幅広い治療を行なっています。シミ、くすみ、そばかす、毛穴の開き・黒ずみ、しわ、たるみなど、肌にまつわるあらゆる悩みに対応。
シロノクリニック 恵比寿
東京都渋谷区広尾1-1-40 恵比寿プライムスクエアプラザ2F
TEL:0120-11-4422
HP :http://www.shirono.net

vol.4 最新アイテムでくすみ知らずの透明肌を作ろう

年々進化するベースメイク。くすみに強いファンデーションも続々登場!
朝はキレイに仕上がっているのに、夕方になると肌がくすむ、疲れて見える、乾燥するなど、ベースメイクにまつわる悩みは尽きません。そんな悩みに応え、今年もさまざまな効果をもつ高機能ファンデーションが続々登場しています。
仕上がりは、あくまでも「ナチュラルな透明肌」が今季のトレンド。最新ファンデーションの力を借りて、一日中くすみ知らずの美肌を目指しましょう。

「美容研究所」の美容ブロガーたちが、最新ファンデをいち早くお試し!
今回試してみたのはコレ!

この春日本上陸を果たした「ck カルバン・クライン ビューティー」の最新ベースメイクライン「ピュア ホワイト ベースメイクアップシリーズ」。
乾燥や紫外線、睡眠不足、汗といった、過酷な環境ストレスでくすみがちな肌をトリートメントしながら、明るく澄んだ肌に仕上げます。粉っぽさや白浮きがなく、汗と皮脂に強いロングラスティング処方でキメ細かな美肌が長時間続きます。ラインナップは、リキッドとパウダリー、プレストパウダーの3種。

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