ダイエット

ダイエットには“ビタミン・ミネラル”をしっかり摂る事が大事

おうち時間が更に増えている方も多いのではないでしょうか。おうち時間が増えている中、日々どの様な食事をされていますか?!手軽に作れる麺類やレトルト、時間がないのでテイクアウトも最近充実しているので、利用する方も増えているかと思います。
日本人は、お米などの炭水化物を主食にしている方が多く、糖質の摂取量が多い傾向にあるため、ビタミンが不足しがちだといわれています。手足が冷える、何だかカラダがダルい、疲れが取れない、寝不足などの不調が続いていませんか?!またダイエットがなかなか成功しない等は“ビタミン・ミネラル”をしっかり摂る必要があります。

代謝でエネルギーをつくるために日々栄養を摂取します。代謝には、タンパク質(主酵素)+補酵素・ビタミン、ミネラル(補因子)などの栄養素が必要になってきます。この栄養素が足りていないと、疲れやすい、薬が効きにくい、立ち眩みなどの症状が続き、とてもつらくだるいという日々を過ごすことになります。


日本人の平均基礎体温は36.5℃位になります。しかし現代では36℃を超えない低体温の人がとても増えております。体温が低いと代謝が回っていない状態になります。ビタミン・ミネラルが足りていないと代謝酵素は正常に働かない仕組みになっています。
ビタミンもミネラルも沢山の種類が存在しますが、これらは複雑に絡み合って連結しています。これらは均等にビタミン・ミネラルを補っていくことで保たれます。これが例えばビタミンCだけであったりビタミンB1だけを集中的に摂取しても他のビタミン・ミネラルとは連結する事が出来ないため、代謝酵素が正常に働かず、あまり意味のないことになってしまいます。

大切なのは、ビタミン・ミネラルをまんべんなく摂ることが大切になってきます。それらは体内では、合成できない栄養素も多いため、食べ物から摂取していく必要があります。


エネルギーになる様なお米、パン等の炭水化物やお砂糖を使ったお菓子等の糖質などにはビタミンB1が不可欠になります。ビタミンB1は炭水化物等の糖質をエネルギーにするための働きがあります。ビタミンB1が不足すると、摂取した糖質がエネルギーに代わることができないため、エネルギー不足になり、疲労感や倦怠感につながります。更に怖いのは、エネルギーに代わることができない糖質は、体脂肪になって蓄積されてしまいます。そうならないためにビタミンB1が豊富な玄米や蕎麦、豚肉などを積極的に摂取することがオススメとなります。

ファーストフードや脂っぽい食べ物、スイーツが好きな方に、不足しがちなのがビタミンB2になります。また、アルコールも脂肪の分解を妨げるので、更に不足しがちにあります。ビタミンB2は脂質の代謝に多く消費される為、レバーや卵、乳製品、納豆を食事に取り入れるのがオススメとなります。また、長時間の日焼けでもビタミンB2が減少する傾向があるので、日差しが強い夏には日焼け対策とビタミンB2の補給をお忘れなく!


アミノ酸の代謝を助ける働きのあるビタミンB6は、タンパク質の摂取量が多い人ほど必要な量も多くなってきます。免疫機能の正常な働きの維持はもちろん、肝臓に脂肪が蓄積するのを防ぐ効果もあるあるので欠かせない栄養素となります。かつおや赤みのまぐろ、鮭を始め豚ヒレや鶏のささみにも多く含まれております。ビタミンB6は加工食品や冷凍食品からでは摂取しにくいため、新鮮な食品から摂るのがオススメとなります。


鉄分につきまして日本人が不足しやすい栄養素の一つとなっております。ヘモグロビンが正常値であっても鉄の貯蔵庫の役割をしているフェリチンが不足している方、特に女性が多いようです。肝臓を中心に鉄と結合しているタンパク質がフェリチンといいます。

この鉄分が不足すると
・イライラしやすくなる
・つらい、重い
・集中力が続かない
・立ちくらみ、めまい、耳鳴り
・髪の毛が抜けやすい
・アザが頻繁にできる
・顔色が悪い
・動悸、息切れ
・朝なかなか起きられない
・月経の異常など様々な症状が現れます。

ほうれん草等の植物性の鉄分の非ヘム鉄はお肉等に含まれるヘム鉄の1/10しか鉄分が含まれていないためヘム鉄の摂取がおススメとなります。1日の摂取量は体重×1gが目安となっています。


また、血圧上昇、血糖代謝低下、脂質代謝異常などを始めとする病気の予防にも効果的とされているマグネシウムも多くの日本人は足りていないと言われています。マグネシウムの平均摂取量はおおよそ250mg前後になります。

ミネラルが豊富な粗塩にはマグネシウムの含有量も10gあたり50mgも含まれていますので、汗を掻きやすいこれからの時期は、ミネラル不足には粗塩がおススメです。

その他にも海の水から塩をとった後に残った液体のにがりを使って固められている豆腐にはマグネシウムが豊富に含まれています。その他にも、がんもどき、さば水煮、ナッツ類にも多くマグネシウムが含まれています。


ヘム鉄の食品(100gあたり)
・豚のレバー:13mg
・鶏のレバー:9mg
・しじみ:4.3mg
・あさり:3.8mg
・牛もも赤肉:2.7mg

サプリメントからはキレート鉄が良いそうです。ビタミンCと一緒に摂取すると鉄の吸収を高めるので効果的です。



毎日ビタミン、ミネラルの事に気を付けてバランスの良い食事を摂っていても本来人間に必要な栄養素が不足しているといわれています。不足分の栄養素を食事から補おうとすると沢山の食事量が必要になり摂取カロリーも増えていくため、メガ量のビタミン・ミネラルのサプリメントで補っていくのがオススメになります。

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