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B.わたしが試行錯誤で得たダイエットの基礎知識
3.172018
B-3.肥満度はBMI指数でチェック!
1.BMIって何?
よく耳にするBMI (Body Mass Index)とは、身長と体重から算出した、その人の「肥満指数」を表わす国際的な指標です。自身の「理想的なBMIに近づく」ほど、肥満から離れる事になります。日本語で言う「がっちり」「ぽっちゃり」「ほっそり」等、体型を表現する言葉をきちんと数値化したものがBMIです。
自身のBMIの数値が大きくなるほど「肥満」となり、低くなると「やせ形」となります。
「肥満」でも「やせすぎ」でもなく標準を保つことが健康維持には大切です。
判定目安は下記のように、日本肥満学会によって判定基準が定められています。
【日本肥満学会:肥満基準】
判定 | BMI値 |
非肥満(低体重) | 18.5未満 |
非肥満(普通体重) | 18.5以上25.0未満 |
肥満度Ⅰ | 25.0以上30.0未満 |
肥満度Ⅱ | 30.0以上35.0未満 |
肥満度Ⅲ(高度肥満) | 35.0以上40.0未満 |
肥満度Ⅳ(高度肥満) | 40.0以上 |
★BMIが25以上だと高血圧などのリスクが高くなり、様々な病気になりやすく、22が最も病気になりにくい理想値です。18.5未満は痩せ過ぎとなり、体力の低下や無月経などのリスクが高まります。
2.BMIを求める計算方法
BMIは簡単な計算式で算出できます。
体重(kg)÷{ 身長(m)×身長(m) }
例えば・・・
私の体重がピークの時で計算すると、
「体重63㎏で身長163㎝」
63÷{ 1.63×1.63 }=23.7
計算結果は約24となり、上記の表で確認すると、
非肥満(普通体重)と判断されます。
あれ・・・ピーク時でも肥満基準は標準じゃない!?
と思われたみなさん。
BMIは肥満度を測る上で一つの判断基準になりますが、合わせて体脂肪率も一緒に確認してみましょう。BMIは、体内に含まれる脂肪の割合を判定して、適切な指数を算出している訳ではありません。適切なBMI指数でも脂肪の割合の高い”かくれ肥満”の恐れもあります。
私はこの当時、記憶する中で体脂肪が28%を超えていたと思います。
BMIは標準内の人でも体脂肪率が何パーセントか合わせてチェックしてみましょう!
■日本人の平均BMI値
15~19歳 | 20~29歳 | 30~39歳 | 40~49歳 | 50~59歳 | |
女性 | 20.44 | 20.93 | 21.39 | 21.91 | 22.74 |
男性 | 20.65 | 22.65 | 23.40 | 24.04 | 23.85 |
出典:厚生労働省 平成25年国民健康・栄養調査より
私は現在37歳なので、上記の表を見ると、BMI平均値が21.39です。
意外と世間の平均は低いなという印象ですが、世の中の女性が理想としているBMI数値はさらに低くなります。
■日本人の理想BMI値
20~29歳 | 30~39歳 | 40~49歳 | 50~59歳 | |
女性 | 19.0 | 19.6 | 20.1 | 20.9 |
男性 | 21.5 | 22.2 | 22.4 | 22.5 |
理想のBMI値は30代だと20を下回る数字となりました。
美しくありたいと願う女性は、一般的な標準体重よりも、もっとスリムな美容体重を理想としている方が多いのと同じで、BMI値においても、平均値内では太っていると思い込んでしまう傾向があるようです。1つの数値だけにとらわれることなく、体脂肪率や筋肉量など全体の数値をバランスよく維持できるように目標を立てていきましょう。
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