健康

コロナ禍の今だからこそ 免疫力アップ その鍵は 「たんぱく質」だった

ある日夫から発症したコロナ、
熱に悪寒に震え、
隔離すること三日目、
私の身体に久しく感じたことのない
違和感が襲う。

寒気、そして節々の痛み・・・
帰宅後検査キットをすると、
くっきり「陽性」のライン。

その後5歳の息子も検査をしたところ
「陽性」となるものの
無症状のため咳一つせず、
終始元気そのもの。

私は元々風邪もひかない、
自称「免疫最強人間」
2日目にだるさで数時間ダウンしたが、
ほぼ軽症ですみ、
印象としては軽い風邪程度であった。

しかし、夫は
解熱剤を飲んでも
熱が3日間下がらず、
39℃越えの上、
止まらない咳。

眠れない日々との戦いに加え、
下半身に現れた酷い蕁麻疹。

それが熱を持ち腫れあがっている状態。
まさに同じコロナに感染しても、
その症状は千差万別。

夫はワクチンを
4回接種しているのだが、
一番症状は重かった。

夫の見た目は体格もよく
とても強そうに見えるのだが、
普段から、とにかく風邪をひく。

その都度免疫を上げるために
「コレを食べよう」
「こんな運動をしよう」
などと話していたのだが、

色々調べていくと、
行き着いたのは『たんぱく質』だった。

免疫力アップには
「良質なたんぱく質」を
摂取することがとても大切。

今回はその理由についてご紹介します!

 

ところで「免疫力」って何?

コロナ禍の今、
以前よりもこの「免疫力」について
話題になることが多くなりました。

そもそも「免疫力」とは、
体内で発生したガン細胞を除去したり、
体に病原菌やウイルスが
侵入しないようにする

自己防衛システムのことです。

私達の体では、
日々がん細胞などの異物ができ、
常に免疫細胞がその攻撃を
撃破してくれているおかげで、
発病することなく過ごしている
わけです。

逆に言えば、
この免疫システムが体から
無くなれば、
人はすぐに何らかの病気に
かかると言えます。

 

自然免疫と獲得免疫の違いは?

生まれた時から持っているのが
「自然免疫」

後天的に身につくのが、
「獲得免疫」

自然免疫は病原体が体に
侵入してきた場合、
一番に反応し排除してくれます。
風邪をひいた際など、
薬を飲まなくても治るなどは、
自然免疫が働いているためです。

一方、獲得免疫は、
自然免疫だけでは防ぎきれなかった
病原菌に対して反応
します。
一度侵入した異物を記憶して
次に体内に侵入してきた際に攻撃するため、
一度かかった病気にかかりにくくしたり、

もう一度かかったとしても
治りが早くなるのは、
獲得免疫によるものです。
ワクチンはこの仕組みを利用しています。

重要ポイント(1)

たんぱく質は
免疫細胞の原料!

免疫細胞は
白血球に含まれる細胞で、
体のさまざまなところで病原体と
闘い私たちを守ってくれています。

この免疫細胞の主成分が
「たんぱく質」

たんぱく質が不足することで、
免疫力が低下し、

感染症への抵抗が弱くなり、
病気にかかりやすくなります。

特に高齢者は免疫力が
下がりやすいので、
良質なたんぱく質の摂取が必要です。

重要ポイント(2)

たんぱく質は
体温を上げるから!

体温は免疫力に大きな影響を
与えているのをご存じですか?

私の平熱が36.5℃
夫は36℃以下です。

免疫力が正常に保たれる体温は
36.5℃程度と言われていることから、
夫が私に比べて、
体温で比較しても
免疫力が弱いことがうかがえます。

体温が低下すると、
免疫力も下がることから、
1度下がると免疫力は30%落ち
体温が1度上がると
免疫力は5~6倍
にもなる

言われています。

その体温を維持したり、
上げるのに必要なのが筋肉。
筋肉は常にエネルギーを
代謝して熱をつくっているため
体温の約40%は筋肉から産出されて
いるとも言われています。

その筋肉の主成分が「たんぱく質」

たんぱく質の摂取で
筋肉量を維持することは、
体温を上げ、
免疫力のアップに繋がる
わけですね。

さて、免疫力を上げるのに
「たんぱく質」の重要性を
お話ししてきましたが、

毎日の生活の中でバランスの摂れた食事と
規則正しい生活習慣を維持することは
もっとも重要です。

しかしながら、
日本人は近年、
慢性的な「たんぱく質不足」
陥っており、
また、他ビタミンなどの
栄養素に比べて、
摂取率が非常に低いのが
「たんぱく質」
なのです。

免疫力を上げる、
超重要成分「たんぱく質」を
積極的に摂り入れましょう!

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