健康

五月病の原因や対策

連休明けに、なんとなく気分がすぐれなかったり、寝つきが悪い、眠りが浅いなどの体調不良はありませんか?!転居や新生活などの環境の変化でなるとされている五月病ですが、実は誰でもなる可能性があるのをご存じですか?!

新年度から約1か月が経過し、緊張や疲れがピークに達するこの時期。5月の連休を機に張りつめていた糸が切れ、なんだか気分が優れないなど『五月病』といわれる症状が出ることがあります。

五月病とは、医学的な病名ではなく、5月の連休後に憂鬱になる/なんとなく体調が悪い/会社に行きたくないなどの軽いうつ的な気分に見舞われる症状のことをいいます。

以前は若い新入社員や新社会人に多く見られていましたが、現在は、リモートワーク、コロナの不安、緊急事態で人と会えない、外出できない…などのストレスや疲労が原因です。

これらの症状が長引くとうつ病にまで進行することがあるため、思い当たる症状があるときは早めに心療内科や精神科を受診することが大切です。 下記の症状に当てはまったらもしかしたらその、体調不良は五月病かもしれません。

・やる気が出ない
・食欲がない
・今まで好きだった趣味などが急に興味がなくなった
・寝つきが悪い
・眠りが浅い
・寝ても疲れが取れない
・集中力・思考力が落ちる

この様な症状が出たら、無理せず休息をとることが大切です。

予防のポイントとして無理をしないでストレスを溜めないことが大切になります。


◆ポイント1:朝散歩
起床後、1時間以内に15~30分程の散歩をすることにより、自律神経が整えられるといわれています。朝日を浴びることにより、セロトニンが分泌し(別名幸せホルモン)幸福感や満足感がUPし、集中力が高まることで質の高い仕事が出来る効果が期待できます。
また朝、太陽の光を浴びることにより体内時計をリセットすることによって、眠気を誘うメラトニンの分泌が活発になり睡眠サイクルの乱れを予防します。


◆ポイント2:疲労感が取れないなら鶏むね肉
鶏むね肉には、疲労感の軽減に効果的なイミダゾールジペプチドが豊富に含まれています。また、疲労回復にも効果的なため、たんぱく質が豊富な鶏むね肉は100gで平均な女性の1日の摂取量の1/3を摂ることができます。


◆ポイント3:趣味を見つけよう
お料理や掃除、インテリアなど、楽しんで好きなことすることが大切になります。お友達とお話しするもよし、バッティングセンターで打ちっぱなしをするもよし。自分なりのストレス発散方法を見つけて、定期的に息抜きをしましょう!


◆ポイント4:休息をとる
心やカラダが疲れを感じたらまずは、休息が大切になります。自然を感じる事が出来る場所に座ったり歩いたりしながらゆっくりと過ごすことでストレスホルモンのコルチゾールを大幅に減少させる効果があります。20~30分過ごすだけでも効果がありますので是非試してみてはいかがでしょうか。


◆ポイント5:睡眠前はリラックス
以外とやりがちなのが、スマートフォンやTVなどをつけっぱなしのままの寝落ち。この寝てしまうと、眠気を誘うメラトニンの分泌の妨げになる可能性があります。また、スマートフォン等でのヘッドホンを付けたまま寝てしまうと、大きな音でなくとも長時間使用すれば有毛細胞がダメージを受け音が聞こえずらいなどの症状が現れることがあるといわれています。就寝前はリラックスし、質の高い睡眠を取り入れてみましょう!

自覚症状がなくても5月病になっているかもしれません。まずは、無理しない程度に1週間に1~2回、10~15分位、日光に当たりながら歩いたり日向ぼっこから始めてみてはいかがでしょうか。徐々に時間を延ばしたり好きな音楽を聴いたりと、リラックスできる好きな時間を増やしていき、五月病予防していきましょう!

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