健康

【医師監修】子宮がん特集<用語解説> 子宮ガン 女性のこころとからだ事典

■記事監修医師
・女性のこころとからだ事典 からだ編 記事監修
東京都立築地産院産婦人科医長経て
いけした女性クリニック銀座 院長
池下 育子 先生

産婦人科医
医療法人社団鳳凰会フェニックスメディカルクリニック理事長・院長
賀来 宗明 先生

自律神経失調症状
卵巣を摘出して女性ホルモンが分泌されなくなると、自律神経中枢も影響を受けて全身に不快な症状があらわれることがあります。倦怠感や肩こり、のぼせや不眠、頭痛や耳鳴り、めまいなどです。
ホルモン補充療法
卵巣を摘出すると、女性ホルモンが分泌されなくなるので、更年期障害と同様の症状が出ることがあります。そこで、分泌されなくなったエストロゲンとプロゲステロンを内服薬や注射などで補うようにすれば、症状が緩和されます。
排尿・排便障害
広汎子宮全摘出術を行なうと、膀胱や直腸へいっている神経などを切除することになり、尿意をコントロールできなくなったり、ひどい便秘に悩まされることがあります。排尿障害は、下腹部を押して排尿したり、カテーテルを使って導尿する排尿訓練をします。便秘については、食事を工夫したり腹筋を鍛えて改善するようにします。

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