ライフスタイル
3.262021
ダウンコートやニット等の厚手の素材の冬服の収納の仕方でやりがちな失敗例
意外とやりがちなのは、数回しか着てないし、汚れていないと思うから洗わずに収納してしまう事!何がダメかというと、特に首周りは汗を掻きやすいため、汗がついた状態で保存してしまうと1年後には首周りに黄ばみが発生していた、なんて事があります。これは時間とともに、洋服に付着した皮脂汚れが生地に浸透して浮き上がってくるためです。なので、目立ちやすい白い色の洋服や首の高さのある台襟のあるような洋服は1度でも着用したら洗濯もくしはクリーニングに出してから収納するようにしましょう!
収納した下の洋服達は重力によって沈んでくるため、重ねすぎると下の洋服達がシワになりやすくなります。化学繊維によって作られた洋服達はシワになりにくいため下へ入れて、コットンやウール等の天然素材は重ねて収納する際は上にすることで、シワや型崩れ防止になります。また、雑に畳むと長期保管する際は重力や洋服の重さによってシワになりやすいためシワをしっかり伸ばして保管しましょう!
天然素材のコットンを始めカシミヤやウールなどは虫食いが起こりやすい素材になります。大切なニットやカーディガン、マフラーなどは防虫剤を使用して虫を寄せ付けないようにしましょう!収納BOXでお洋服を補完する際、防虫剤を洋服と洋服の間や下に入れていませんか?!意外とやりがちかもしれませんが、これは間違った使用方法になります。防虫剤に含まれているガスは空気より重いため、下に溜まりやすくなります。なので、正しくはお洋服を畳んだ一番上に防虫剤を置くと効率的になります。また収納BOXの中のお洋服を入れ替える前には、虫の卵等がある可能性がある為BOX内を掃除してから入れ替えるのがオススメです。
クリーニング後の洋服カバーに付いてくるビニールを、ホコリ等から守ってくれそうだからと、そのまま長期保管することは、湿度が高くなる梅雨~夏終わりまでの時期には、あまりオススメ出来ない状態になります。なぜかというと、ビニールの中に湿気がこもりやすくなりますのでカビの原因になることもあります。袋を外して保管するか、湿気を湿気取りシートなどを使用してクローゼットの中の湿度をこもらないようにしましょう!
1年中ハンガーにかかったままの洋服は存在しませんか?!アウターやジャケット、ニット等を幅の広いハンガーではなくアルミハンガーのような細いハンガーで洋服を長期保管していませんか?!特にニット素材は細いハンガーを使用することで、肩と腕の部分に重力によって圧がかかります。そうなるといざ着てみると肩の部分がモコっと膨らんでしまい型崩れしてしまいます。ニット類の生地が編み込んであり荒い素材は伸びやすいため畳んで保管するのが基本となります。
フロント部分にボタンの付いているジャケットのボタンを留めたまま保管していませんか?!ジャケット類は、着用した時にシワが出ないように立体的に作られていたりします。
保管するときのハンガーにかけたときにボタンを留めてしまうと、生地があまってしまい、シワの原因になってしまうので、ボタンを閉めずにフロント部分を重ねるのが長期保管の正解になります。
ちょっとしたひと手間で大切なお洋服を長く愛用してみませんか?!
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