C.置き換え プロテイン ダイエット

C-3.置き換え プロテイン ダイエットのデメリット

1.注意すべき普通食

置き換えダイエット以外の普通食は基本的に通常通りで問題ないですが、とは言っても、ファーストフードやジャンクフードのどか食いや、1000Kcal以上の高カロリーなものばかりを食べていると、せっかくの置き換えダイエットもなかなか成功しません。
これを機会に、自身の栄養バランスを見直して、美味しくて沢山食べられる和食メニューを取り入れるといいでしょう。もちろんダイエット中のストレスが一番の敵ですから、たまには、好きなものを食べるというのは継続する糧になりますので、無理をしないでくださいね。

2.栄養不足による肌荒れ便秘

摂取カロリーをただ減らすだけで、栄養バランスの摂れない食事に置き換えていると、肌荒れや便秘、またリバウンドして元の体重より増えてしまうことがあります。先にも述べている通り、ビタミンやミネラル、鉄分だけでなく、筋肉や内臓を作る為に必要な栄養素である【たんぱく質】を含む食品を選んで、筋肉を落とさないようにしていくことが重要です。

3.恐るべきリバウンド

どんなダイエットでも急激な体重の減量や、食事を抜くなどの無理な制限により、1日に必要な栄養が摂れず、通常の食事に戻った時に、リバウンドをしてしまい、逆に太りやすい体質になってしまう恐れがあります。

原因1:停滞期の原因はオメオスタシス

停滞期の原因は、「ホメオスタシス」という、体内を一定の状態に保つ機能にあります。例えば、真冬でも真夏でも、私たちの体温が一定に保たれているのは、ホメオスタシスの働きによるものです。身体は、どんな状態になったとしても、今の状態を維持しようと働きます。これをダイエットに置き換えるとどうでしょうか。
ダイエットにより身体が必要とする栄養素を摂らないと、「身体がその状態に対応しようとする」ホメオスタシスの機能により、エネルギー消費を減少させて体を維持しようとします。さらに体内に入ってきた栄養をすべて蓄えようとするため、それ以上体重が減らなくなります。そのため余分な脂肪が蓄積されることになり体重が落ちず【停滞期】となるのです。

■無理なダイエットをすると・・・

空腹により、飢餓状態

脳が危険と察知

栄養を全て蓄えようとする

ほんの少しの食事で太る

断食や、夕食抜きなどの無理なダイエットで、私が必ずリバウンドを繰り返していたのはこれが原因だったのですね。

原因2:満腹感はレプチンの量による

レプチンとは食後に分泌される満腹中枢を刺激する物質です。お腹いっぱいだ~もう食べるのをやめよう!と食欲を抑制するホルモンです。本来、食欲を抑え脂肪燃焼を促すホルモンですが、ダイエット中のストレスにより、ドカ食いなどで急に元の食事に戻ってしまった場合、血中のレプチン濃度が極端に高くなり、通常の感度に戻るまで時間がかかります。その間、食欲抑制力が効かなくなってしまい、一時は痩せても大きなリバウンドを引き起こす可能性があります。

4.リバウンドしないためには

急激な減量は避け、期間に余裕を持ってダイエットスケジュールをたてましょう。よく噛むのも重要です。わたしも我慢できない空腹時はスルメを噛んでいました。唾液を出す事でストレス解消と満腹感に繋がったからです。
また、停滞期に入っても1ヶ月間はダイエットを諦めずに続ければ、リバウンドは防止できます。そのためには、ストレスを感じないように、満腹感や、味にレパートリーのある置き換え食品を選択すると、楽しく続けられます。

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