ライフスタイル

第12回 2016 Autumn お気に入りの音楽で癒されよう

暑かった今年の夏もようやく終わり、秋の風を感じられる季節になってきました。自転車に乗るのがなんとも心地いい季節。こんな季節におすすめしたい音楽、今回も幾つかご紹介したいと思います。

qoonie_12_1011

サンタラ 『Moon in a Bottle』2016

既に何度か紹介させてもらっているサンタラさん。今回のアルバムもアコギの気持ちよさとハスキーでカッコいい声はもちろんですが、今回は更になんと中原中也の詩に曲をつけた楽曲もあるんです。詩は中原中也なのに、完全にサンタラワールド。他の曲と並んでも全然違和感なくアルバム通して楽しめます。心底凄いと思いました。よすぎて、おススメしないわけにはいかない一枚です。

qoonie_12_1012

大貫妙子&坂本龍一 『UTAU』 2010

巨匠と巨匠が集まると、こんなに凄いパワーが生まれるのかと思わされる一枚です。あ、一枚と言いましたが、実際には同じ曲の歌ありと歌なしの2枚組です。ことば一つ一つの重みと、ピアノの音色の一つ一つの重みが重なりあって、他の何も入り込めない二人だけの世界が広がっています。鍵盤を叩く爪の音や空気感を感じるために、私はヘッドフォンで爆音で聞きたいですね。

qoonie_12_1013

今井美樹 『I Love a Piano』2009

今井美樹さんのアルバムも以前聞いたことはありましたが、歌の上手さに改めて感動してしまいました。7曲を7人のピアニストと奏でています。オリジナルとの違いはもちろん、やっぱり弾き手によって色んな表現があるので、それを比べるのも楽しいです。「年下の水夫」の小曽根真さんのピアノ、凄いです。
それに乗せて歌も凄いです。

qoonie_12_1014

尾崎豊 『十七歳の地図』 1991

この流れでここに?という感じも否めませんが(笑)、以前ある音楽番組にオザキのご子息が出演されていて、お父さんにそっくりの声にDNAを感じ驚き、若かりし頃何度も聞いたこのアルバムを思い出しました。彼は10代でこの作品を世に生み出したなんて、どれだけの才能に溢れた人だったんだろう。思うようにいかない不満を彼の曲に託していた私の10代。音楽にどれだけ救われただろう。
 

今、電車の中で携帯見ている人沢山います。移動中って結構集中出来るんですよね。でも、視覚から取り入れる情報ってそれ以上にならないような気が時々します。時には音楽聞きながらぼんやり外を眺めながら頭に描く想像は果てしない気がしています。一曲ってだいたい5分前後なので、まずは1曲、ぜひ聞いてみて下さい。何かのヒントが見つかるかもしれません。

Qoonie
 
 
 

Qoonie:2001年デビュー。 2004年、SeptemberのPf&Vo.担当となる。現在は他アーティストへ楽曲提供なども行いながら、全国で精力的にライブを行う日々。2009年6月、ソロ活動再開。

Qoonie の あんてな日和: blog.goo.ne.jp/qoo92/

Rie & QoonieオフィシャルHP: http://september-web.com/

リリース情報

Rie & Qoonie

「あのね~青色の傘~」

No. FRCA-1239
Price ¥1,000-(tax in)

※NHK「みんなのうた」2012.12~2013.1オンエア曲
NHK「みんなのうた」HP http://www.nhk.or.jp/minna/

Qoonie mini album 「ビューティフルワールド」

全7曲収録
発売日 2011年4月27日
¥1500-(tax in)

ビューティフルワールド
1. アンテナ
2. ふわふわ
3. 雑踏
4. リピート
5. 告白(Album ver.)
6. 僕の海
7. ビュティフルワールド

関連記事

Today'sMoonMessage

最近の記事

ページ上部へ戻る