ライフスタイル
9.12014
第8回 お気に入りの音楽で癒されよう
新しい季節がついに始まりましたね。冬が終わって春、初夏、夏とあたたかくなっていく気候にあわせてなんだかワクワクしてきます。新しい事を始めるにもいい季節。そっと背中を押してくれるような音楽、今日はご紹介出来たらと思います。今回はピアノサウンドばかりを集めてみました。お好きな方は是非チェックしてみて下さいね。
川村結花/private exhibition 2014
売れっ子作家の川村さんの久しぶりのオリジナルアルバムです。
川村さんのライブに行くと大号泣の私です。このアルバム、歌とピアノだけで出来上がっているのでとてもシンプル。だからこそストレートにことばが入ってきます。余計な響きなど必要なく、ナチュラルな音なので、目の前で歌ってくれているような気分。孤独だけど、あたたかい世界。1曲目の「歌なんて」がおすすめです。
RIKUO/HOBO HOUSE 2014
ピアノも声も、強さと優しさを両方兼ね備えているリクオさん。こちらも久しぶりのオリジナルアルバム。不器用な男。曲聞いていると漠然とそんな風に感じてしまうのはなぜだろう。きっとピアノの滑らかさと声の無骨さのアンバランスな感じのせいかもしれない。そこがものすごくハマってしまうポイントなんですよねえ、私。「光」のエレピがとても素敵。この曲をどうして1曲目に選んだんだろう。いつかお会いしたら聞いてみたいな。「ステキなバカンス」は昔から大好きな曲で、いつかカバーしたいなあって思ってた曲。
矢野顕子/Super Fork Song 1992
このアルバムが名盤であると、多くの人が感じていることでしょう。もう、散々聞きました。楽譜見ながら練習し、ピアノって面白いとつくづく感じた若かりし頃。カバーがほとんどですが、その当時実はあまりしらない曲ばかりで、なんていい曲なんだろうと感動したのを覚えてます。にしても、何を歌っても何を弾いても矢野さん色になるんですから不思議です。一枚の絵を眺めているのと似てる気がするな。必聴です。
HOLLY COLE TRIO/YESTERDAY&TODAY 1993
サウンド自体はすごくJazzよりなんですが、彼女の歌い方がすごくポップスよりなのでコテコテじゃなく聞きやすいです。お馴染み「CALLING YOU」も入ってます。ベースとピアノというこれまたシンプルなサウンドです。一言でピアノといっても、弾く人によってこれだけ色んな聞かせ方があるんだもの。面白いですよね。
BEN FOLDS/SONGS FOR SILVERMAN 2005
このアルバムも散々聞きました。何回聞いても飽きないんですよね。毎回新しい発見があるんです。彼のピアノはとても力強く、体全て使って弾いてる所がイメージ出来ます。かと思えばとても繊細に弾く部分もあったり。ああ、どんな性格の持ち主なんだろう?なんて想像したくなります。歌声はもちろん楽器の音色やフレーズも個性の固まりで、パワフルさが堪能出来るカッコいい一枚です。「You To Thank」という曲の終わり方が大好きです。そう、音楽って自由なのです。
色んなピアノ、きっと楽しんでもらえると思います。ちょっと興味が湧いてきた、なんて方いらっしゃったら是非楽器屋さんに足を運んでみて下さい。店頭に置いてあるピアノを「自分、買うつもりできてますから」的雰囲気を醸し出しながらポロポロ弾いてみるのもなかなか楽しいですよ。楽器はあくまでもアイテム。弾き手の感情によって奏でられていきます。そこには何も決まりなんてなく、だからこそ可能性は無限に広がります。一人一人の唯一の音楽。機会があったら是非楽器に触れてみて下さい。なんだか、楽器屋の回し者のような事ばかり書きましたが(笑)、単純にピアノが大好きな私なのでした。
心地よい季節、皆さんの近くに素敵な音楽が流れますように。
Qoonie
リリース情報
Rie & Qoonie
「あのね~青色の傘~」
No. FRCA-1239
Price ¥1,000-(tax in)
※NHK「みんなのうた」2012.12~2013.1オンエア曲
NHK「みんなのうた」HP http://www.nhk.or.jp/minna/
Qoonie mini album 「ビューティフルワールド」
全7曲収録
発売日 2011年4月27日
¥1500-(tax in)
ビューティフルワールド
1. アンテナ
2. ふわふわ
3. 雑踏
4. リピート
5. 告白(Album ver.)
6. 僕の海
7. ビュティフルワールド
Copyright © ウーマンジャパン